このパラセールの紋章がなんなのか気になっていたので私なりに調査してみました。
まずこの紋章は女神ハイリアの紋章でもハイラル王国の紋章でもありません。
お気づきの方も多いかと思いますが、真ん中の鳥の部分はリトの紋章なのですね。
リトの村あらゆる場所で見られます。
リト族の盾である風凪の盾ともよく似ていますね。
リト族はカラフルな幾何学模様が特徴です。
パラセールはリト族と何かしらの関連があることは間違いないと思っています。
このリト族の紋章とハイリアの翼が合わさったような紋章は一体何を意味するのでしょう。
この紋章は他にも二箇所で確認できました。
一つはリトの村のリーバル広場です。
この広場はサキによると、
「リトの英傑リーバル様から名前をいただきました。あの忌まわしき日を忘れぬよう…」
とありますので、リーバル広場と呼ばれるようになったのは厄災後ということですね。
そして広場は100年以上前からありますから(しかもその時点でペンキがかすれているという)、
リーバルが英傑となる以前からこの紋章はあるということになるので"英傑リーバルの証"としては考えにくいでしょう。
そしてもう一箇所は飛行訓練所です。
飛行訓練所は、生前リーバルが弓術大会で優勝した褒美に飛行訓練所が欲しいと要望し建設されたものです。
ちなみにリーバルは弓術大会で"また"優勝した。といっています。
また、ということは以前にも優勝経験があるということになります。
そしてこの時の褒美はなんだったのかと考えたところ、同じ紋章のあるあの広場だったのではないでしょうか。
ということはこの紋章は"リーバル個人としての紋章"を意味するのでしょうか…？
やや偏見になりますが、ハイラル王があの小屋でリーバルにあやかってわざわざ紋章を描いた？たまたまリーバルの紋章が入った布を拾ってパラセールを作ったとしても、本作で重要アイテムであるパラセールにわざわざリーバルを用いるのは、府に落ちません。
多少は"王家"としての意味合いも含まれているはずです。
そこでもう一つ考えられるのが"ハイラル王家とリト族"としての紋章です。
先程の弓術大会で優勝したリーバルに族長カーンは「リト族の誇り」と称えています。
その言葉は他の種族も交えての、ハイラル王国全土で催された大会だったとも取れます。
そして褒美としてもらった飛行訓練所や広場には、リト族とハイラル王国の紋章を掛け合わせたような紋章が描かれたのではないかと考えられます。
が、しかし！
女神ハイリアの紋章とハイリア王国はいつの時代も左右の翼は四本なのです。
パラセールの紋章は三本なので少し異なるのが引っかかります。
この理由については、三本の翼の左右をくっつけてみてください。
ある漢字になりますね。(こじつけすみません)
少しは"王家とリト族"という意味合いが見えてきたでしょうか。
🍀🍀🍀最後まで読んでいただきありがとうございました🍀🍀🍀
