【BotW】雷の台地 地形から読み取れるもの

 

 



 

ブレスオブザワイルド 随一の謎のといえば「ゾナウ」

これに尽きるのではないでしょうか。

 

 

そして私的ホットスポットは「雷の台地」です。

雷の台地はほとんどその詳細が語られていません。

 

ハイラル丘陵に位置する年代不明の遺跡。

この遺跡の意匠や水龍像からしてフィローネ地方にあるゾナウ遺跡と同じものだと推測できます。

 

リンクが目覚めた時は超ピンポイントで雷鳴が轟く危険地帯となっています。

 

 


あまりにも情報がない為、周辺の地形から調べてみました。

 

 

 

 

 

 

 



 

 まずこの雷の台地周辺は『竜血樹』という大変珍しい木が群生していますね。

竜血樹は実在する木なんです。(イエメンのソコトラ島という島にあります)

 

 

 雷の台地の東側にはシーカータワーがあり、その下は湖となっていてその水中にも竜血樹が沢山生えています。

 

 (水キレイすぎぃ)

 

 

塔がある東側と比べると雷の台地周辺はかなり標高が低くなってますね。

 

この辺一帯はチナガレ湿地帯といいます。

 

 



小ネタを挟みますと、実際の竜血樹の樹液はまるで血のように真っ赤に流れることから「竜血樹」と呼ばれるようになったそうです。

おそらくその血のような樹液が、チナガレ湿地帯という名前の由来かと思っています。

 

 

西側のセレス平原はかつて川が流れていた跡がありますね。

 

 



 

上流にはローム山があり、おそらくこの山を源流としていたのでしょうか。

今ではかなり乾燥しゴツゴツとした岩山のようになっています。

 

 



 

セレス平原の枯れた川はチナガレ湿地帯へと続いており、その奥は雷の台地があります。

 

そして南東には終焉の谷があります。

""とつくからにはかつてはここに水が流れ、ハイラル平原のヒメガミ川へと続いていたと推測できます。

 

 

 つまり地形を見る限り、

雷の台地とチナガレ湿地帯はかつてはだった可能性が高いと思われます。

 

 

 ちなみにシーカータワーの下の湖は、水の流入や流出がありません。

なのでここは細かくいうと湖ではなく単なる水溜りということになります。

対して雷の台地周辺は、はっきりとセレス平原から川が流れていた跡があるので、湖ということになります。

 

 

 

雷の台地がいつ建設されたのか、水の枯渇の方が先だったのかは不明ですが、

雷の台地は湖の中にあったとも考えられますね。(水の神殿のようなイメージ?)

 

 

 

 

しかしこの竜血樹、現実世界では主に乾燥した亜熱帯が原産地となっているのですね。

雨が降らず乾燥した環境に適応する為、日差しを防ぐようあの傘のような形に進化したそうです。

 

???

ここは雷雨に湿地帯

何故群生しているのでしょうか。

 

 

もしかするとゲルド寄りの乾燥した地域、ワシュアの丘やタバンタ馬宿周辺にも竜血樹が沢山生えています。

そこから、水源が枯渇した雷の台地側へどんどん自生してきたのかもしれませんね。

 

 

 

 では何故水が枯渇したのかを考えてみます。

 

近くのローム山はおそらく地名の由来は、この国最後の王であるローム王(ローム・ボスフォレームス・ハイラル王)が由来ではないかと思っています。

 

こんな植物も育たない枯れ果てた岩山にわざわざこの国の王の名前をつけるでしょうか?

 

 

ローム王が享年80歳くらいだとすると、180年程前はもしかするともっと草花が生い茂る緑豊かな山だったのではないでしょうか。

 

だとすると180年程前にはローム山からは水が流れて川となり、湖があった可能性があります。

 

干上がってしまった理由は考えればキリがないですが、100年前の厄災の影響も少なからずありそうです。

 

王が亡くなり、また山も枯れ果てた

 

 

 

しかし竜血樹が生えるほどの乾燥地帯だったのがなぜ今では湿地帯となっているのか。

 

それはおそらくこの雷雨が原因なのではないかと思っています。

 

 

 

では次は雷雨が一体いつからあるのかを調べるため、

近くの馬宿の女性に話を聞いてみました。

 

 



 

 

「おばさんが生まれたころより もっと昔から」雷雲はあったと

 

 

言葉のニュアンスから、例えば数千年とかそこまで遠い昔ではない気がするのは私だけでしょうか。

もし数千年とかであれば「遥か昔」とか「大昔」とかそういう言い方をするかと思います。

 

 

(ここから少々めんどくさいのでスルーしていただいてかまいません↓)

もちろんこの女性はいつから雷雲があるのかはっきり知らないと思いますが、人々の口承などによりおおよその年代は分かっており、

「おばさんが生まれたころより」

という自分の年齢と対比するような言い方をしたのではないでしょうか。

では対比の対象として自然な範囲とはどのくらいかを考えてみます。

例えば「富士山の標高はどのくらいか」と説明するときに、自分の身長と比較して説明する人はいないですよね。

だいたいあの山の23倍、とかスカイツリー6個分くらいとか対象とあまり差がないものを例えに用いて説明しますよね。

(よくTVで東京ドーム120個分、などといわれても全くピンとこないのと同じです)

つまり対比の対象として自然な範囲はおおよそ26倍だとすると

「おばさんが生まれたころ(30年前くらい?)×26倍=「雷雲の発生」

という方程式ができますね。

 

 

当てはめてみますと、

30×26倍=60180年前

というのが超個人的解釈として導き出すことができました。

 

 

以上を踏まえて、地形や環境から読み取れたものをまとめると、

 

かつては緑豊かだったローム山が180〜100年程前に枯れて、雷の台地周辺は乾燥地帯になり竜血樹が自生してきたものの、突如180〜60年程前に雷雲が発生し今では湿地帯となっている

 

 

全ては私のこじつけと妄想ですが!

 

 

ちなみに一万年前のシーカーストーンのマップですでに雷の台地やチナガレ湿地帯という名前で登録されてるではないか!

という疑問ですが、

記憶の回想シーンにて100年前すでにゼルダがシーカーストーンを起動して何やら操作しながら調査に赴いています。

 

 

 



 マップの「ハイラル軍駐屯地」や「式典場」などから分かるように、100年前まで実際に使われていた場所が「跡地」となっているので、

その時にゼルダやプルアがマップの更新を行っていた可能性も否めません。

 

 

かつてのシーカーストーンには雷の台地の場所には何という名称があったのか、ものすごく気になりませんか?

 

 

 

 次回は雷の台地をゾナウ目線から読み解いていきます。

 

lomlom.hateblo.jp

 

 

 

🍀🍀🍀最後まで読んでいただきありがとうございました🍀🍀🍀