リンクが初めてこの地を訪れた時、雷の台地はずっと雷鳴が轟いていましたね。
前回はいつからこの雷雲があるのか、周辺に生えている竜血樹や地形などからかつての雷の台地の様子を考察しました。
今回はこの雷の台地を"ゾナウ目線"で考えてみたいと思います。
まずこの雷の台地はゾナウ遺跡でほぼ間違いないでしょう。
ゾナウといえば水龍信仰があり、雷の台地は水龍像が取り囲んでいますね。
そしていつからかずっと振り続ける雷雨。
止まない雨とそこに群生しているのは竜血樹…
"水龍"となにか関係しているのでしょうか。
そういえばゾナウの本拠地のあるフィローネ地方も雷の多い地域ですね。
湖からはフロドラがダイナミックに登場します。
フロドラについて補足しますと、
名前の由来は『三大神フロル』で間違いないかと思います。
フロルといえば、勇気のトライフォースの創造神です。
ブレスオブザワイルドにある知恵・力・勇気の三つの泉は女神ゆかりの泉といわれ、ここフィローネ樹海に勇気の泉はあります。
勇気の泉にはしっかりフロルの紋章が描かれていますね。
つまり、フロドラは勇気(フロル)の泉の使いという役目を持った精霊なのですね。
ハイラル各地にいるフロドラ・オルドラ・ネルドラは自由気ままに回遊しているわけではないんです。
日々、泉の用心棒として警備にあたっているのですね!
(通り道の山が割れてしまうほどの老龍らしいので今ではすっかり役割を忘れていそうですが…)
そしてフロドラといえば電気属性ですが、フロリア湖やハイリア湖の中から現れて川沿いに進む習性があることから水の属性もあるのではないかと考えています。
水は電気系の効果がより大きくなるので、電気の力を持つフロドラは水を上手く利用していたのではないでしょうか。
過去作スカイウォードソードにもフィローネという水龍が存在し、そっちの龍は完全に水の属性でしたね
(顔のバランス!)
そして先程話した勇気の泉のある場所、
どこにあるか覚えていますか?
ゾナウ総本山のど真ん中
巨大な水龍像の口の中なんですね!
勇気(フロル)の泉を飲み込む龍…
そしてここ総本山の隣にはフロドーラ台地があります。
冒頭にも書いたとおり、ゾナウは水龍信仰があります。
ゾナウが信仰している水龍=フロドラなのではないか…
マスターワークスでは『ゾナウはまじないを使っていた』という説明があります。
ゾナウは
・フロドラと同様の力(雷・水)が使える
または、
・フロドラにあやかって同様の力を使っている
とするならば、雷の台地やフィローネ地方の雷雨はゾナウのまじないによるものだったと考えられませんか?
更にハイラルの各地に見られるこの柱
実はこれらもゾナウのもので"ゾナウの塔"と呼ばれおり、まじないに利用していたと説明があるんですね。
普通の人間では登れないほど高くそびえ、まるで空に向かって…
雷雲を発生させたり…していたのでしょうか?
ゾナウのまじないによるものだと仮定して、雷雨を降らせる理由について考えてみます。
率直に考えると、その場所への立ち入りや祠の出現を妨害、または阻止しようとしていたからではないでしょうか。
(わざわざ祠を出現させる仕掛けをつくる理由は分かりませんが…)
しかし祠はハイラル全土に136箇所もあります。
何故この雷の台地とフィローネだけ雷雨で妨害しなければならなかったのか、
ゾナウになりきって考えてみると、
ゾナウの本当の目的が見えてきたような気がします…
妨害している祠や周辺ではあるアイテムが手に入ります。
フィローネのキュカ・ナタの祠では『ラバータイツ』
レイクサイド馬宿の雷に怯えるお姉さんからは『ラバーキャップ』(極度に怯えているので雷が止むまでラバーキャップは手放さないであろう)
そして雷の台地のトー・ヤッサの祠では『ラバースーツ』
いずれも電気耐性のアイテムです。この三つが揃えばどうなるでしょう。
ゾナウのまじないの力や、信仰対象のフロドラに対して脅威になるアイテムであることは一目瞭然です。(ゲルドの神器を忘れてあげるな)
ゾナウの目的、それは自分たちにとって脅威的な存在となりうる『ラバー装備』だったのではないでしょうか…
後でどのくらいの耐性があるのか確かめてみましたが案外くらったので見なかったことに…w
以上、雷の台地について地形編とゾナウ編で色々と考察してみました。
地形は紛れもない史実ですので有る程度読み解くことは出来ますが、それ以外はとにかく情報がなさ過ぎる!!
ちなみに雷の台地の4つの紋章ですが、YouTubeで発見されてます!(めちゃくちゃスッキリしました)
恐らく現段階でゾナウ文明が明かされることはないと思っています。
任天堂さんいわく、ゾナウは"ナゾ"なのです。
それゆえにここまで探究心をくすぐられるのですね。
結論、ゾナウ考察は楽しい!
🍀🍀🍀最後まで読んでいただきありがとうございました🍀🍀🍀