厄災の黙示録 達成率100%クリアしまして、ようやくこの世界を知ることができました。
ただただ楽しかったし感動いたしました!
どれほど面白かったかというのは今後ブログを書いていく中でその熱量を感じ取っていただければ幸いでございます。
ということで、ストーリーやキャラクターについて色々と考えを巡らせておりますのでまとまり次第ゆっくり投稿していこうと思っております。
当ブログでは、厄災の黙示録の考察をしておりますので完全なるネタバレ記事です。以下、ストーリーやキャラクターの名前などどんどん出していきますのでこれから厄災の黙示録を楽しむという方はその旨を充分にご留意下さいませ。
作中の要所要所で、ふと目に止まったものを調べてみました。
2章の『イーガ団の急襲』では色々と感慨深いものを見つけました。
舞台は始まりの台地の入り口からつながる門前宿場町周辺です。
これってもしかして…
始まりの台地の入り口でしょうか?!
ブレワイでは土砂で埋め尽くされおり、ブクブクと恐ろしい水の音が厄災の悲惨さを物語っていたあの入り口ではないですか…
(ブレワイの入り口)
まさか本当に拝めるなんて。
何度も言いますが100年前はこんなに活気あふれる街並みで栄えていたんですね。
そして北の方へ移動し橋を渡ると、池に囲まれた場所にはポツンと墓地があります。
この橋にはハイラル王国の象徴である鳥の像がありますので、この先にあるコモロ駐屯地とともにハイラル王国直下の詰所だったといえるでしょう。
ここにある墓地、個人的にとてもグッとくるものがありました。
私にとって、ゼルダの墓石といえばこの形なんです!!
時のオカリナで墓を荒らしたあの日々を思い出すのです。
墓守りのダンペイさんはいないかな。
どことなく小屋の雰囲気がダンペイさんちと似てる。
そんな懐かしさに浸っていると…
なんと、誰かが墓石を動かした形跡が!w
この引き方は紛れもなくリンクの仕業だと思いますが、ここには何か埋まっていたのでしょうか。
(ウルフリンクの出番です)
気になるので100年後のブレワイで確認して参りました。
先程の始まりの台地の入り口地点を、ブレワイと厄災の黙示録のマップで重ね合わせて比較してみると、墓地の場所はちょうどコモロ池辺りになります。
(尺度が曖昧ですので多少の誤差はご容赦ください)
こちらがブレワイでのコモロ池周辺。
厄災の黙示録と同じ角度から撮影してみました。
(奥に見えるのはハイラル城とデスマウンテン)
本当に綺麗さっぱりなんにもなくなっていて、なんだか切ないですね…
家屋などは跡形もなく、ただただ虫の声だけが聞こえています。
あの池の中心に続く橋は?
あの誰かがイタズラした墓石はどこへ消えてしまったのでしょう?
かろうじて残っている池の中心の岩場へ降り立ち、淡い期待を抱いて墓石の破片をさがしてみるも、そこにあるのはただただ大きな岩。
もしかしてこれは…
不覚!
まさかのイワロックw
(墓石で作られてないことを祈る…)
擬態した姿を完全に忘れていましたw
何より、しばらく無双ばかりしていたので戦い方がわからない!!
(元より戦闘は避けるタイプ)
なんとか討伐できましたが、
あの墓地の場所は100年後、無惨にもイワロックの巣となっていたのですね。
本当にここは滅んだ後のハイラルなのだと、実感いたしました。
ところで、このブレワイ時代にある墓地はどのようなものだったのか記憶にございますか?
私の知るところではカカリコ村の北側にひっそりと、石が無造作に積まれたような簡易墓地がありました。
ハイラル王の墓と思われるものは、はじまりの台地のハイリア山の山頂に、石が積み上げられていました。
どちらもあの四角い形ではないんですね…
(始まりの台地に四角い形の石碑がいくつか存在しますが、そちらは解読したところ墓石ではなく石碑でした)
100年前の世界にわざわざ四角い形の墓石を置いたのは単なるファンサービスではなく、
そこにはちゃんとした意図が込められているのではないかと思っています。
ハイラル城の西側には砕石所がありました。
マスターワークスによりますと、城下町などに見られる石造りの建築物は主にこの場で砕石したものを使用していたそうです。
石工職人たちは城下町に住んでいたものと推測されています。
その職人たちによってハイラル王国の彫刻やおそらく墓石も作られていたのですね。100年前は石工業も盛んだったのでしょうね。
ブレワイでは人工的に削られた岩場はなくなっていますがマップではしっかり「砕石所跡」と記されております。
全く面影もなくなっているので、厄災によって砕石所が崩壊して以来、石工業はなくなってしまいその技術までも失われてしまったのではないでしょうか。
石工職人が途絶えてしまった結果、あの四角い墓石を作ることができず今では石を積んだだけの簡易墓地となってしまっているのではないかと推測しています。
石工業といえばなんとなくゴロン族もそうなんじゃないかと思うところですが、石工業とは微妙に違うのですね。
ゴロン族はそのほとんどが採掘会社「ゴロン組」という事業団体に所属しており、主に鉱石の採掘をしています。
ゴロン族にとってダイヤモンドなどの価値のある鉱石はお口に合わないらしく不要物でしかないのですが、その鉱石が人間の間では価値のあるものだと知り、そこに着目した彼らは鉱石の採掘・売買を生業とするようになったのですね。
一部のゴロン族はサクラダ工務店リンク支部のヘッドハンティングによりイチカラ村で建設のお手伝いをしていますが、彼らはハイリア人と比べるとどうしても職人と呼べるほどの知識や技術力が備わっていないので、かつての細部にまでこだわった芸術品とも呼べる石工技術を受け継ぐのは難しかったのではないかと考えています。(偏見的意見をお許しください)
厄災の黙示録から様々な事情が読み取れますね。
ハイラル復興へ向けて、今後石工業もまた発展していくことを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
マスターワークスの内容をまとめた記事はこちら