はじめに。
残念ながら昨日のニンテンドーダイレクトではブレスオブザワイルド続編の新たな情報は公開されませんでした。
発売は来年以降になるかもしれないとの声もチラホラ聞こえてきます。
このブログに目を通して下さっている方々に少なからず続編への期待値を上げてしまったことを反省しております…
改めて考えると、青沼さんのお元気そうな顔と、「開発は順調」という言葉が何よりの朗報だったと思いました。
このような社会情勢の中、開発してくださっている方々に感謝し、今後もしばらくはブレスオブザワイルド、スカウォHD、厄黙DLCを遊びながら気長に待ちたいと思います。
まだまだこの世界にいられると思うと、実はどこかホッとしていたりもします。
ということで、初心に戻ってカカリコ村を探索してまいりました!
カカリコ村の歴史とハゴロモ湖
その昔、古代シーカー族はその高度文明に恐れを抱いたハイラル王家によって追放されました。
神獣をはじめとするシーカー遺物は地中に埋められ、その高度な技術を捨てるよう命じられたシーカー族は、唯々諾々とひっそり暮らしていく道を選びました。
大妖精クチューラ様のご加護のもと、"カカリコ村"という集落を築き、一族はそこで身を寄せ合いながら生活してきました。
カカリコ村にはインパという長がおり、インパの暮らすお屋敷は周りの滝とともに村のシンボルとなっています。
大きな滝が流れるその湖の名は『ハゴロモ湖』
カカリコ村のシンボルであるこの湖には何故"ハゴロモ湖"という名が付けられたのでしょう。
もしかしたら私が知識不足なだけで、実は過去作で登場している人物・地名であったりちゃんとした理由があるかもしれませんが…
なかなか思い至らなかったのでその名前の由来を私なりに考えてみました。
カカリコ村というパワースポット
まずカカリコ村周囲の湖の名前ですが、ナビ湖、シェーラ湖、トッチャ湖があります。
これらは、時のオカの相棒ナビィ、夢幻の砂時計の相棒シエラ、ムジュラの仮面の相棒チャットですね。
すべて同じような姿をした妖精です。
妖精といえば、カカリコ村の高台には大妖精の泉があります。
つまり、カカリコ村は四方から妖精に囲まれているスーパーパワースポットなのですね。
その中心に位置するハゴロモ湖。
何か特別な意味があるはずです!
皆さんもそう思いませんか?
ハゴロモとは
ハゴロモといえばシーチキン『羽衣』ですね。
天女が纏う、あのウネウネかつヒラヒラしたやつです。
ハゴロモ湖のその形を見ると、なんとなく羽衣が想像できる方も多いのではないでしょうか。
私はまじまじと見たことがなかったので今更気付きましたが…
ではでは、何故天女の纏う羽衣がカカリコ村のシンボルともいえる湖の由来となっているのでしょうか。
天女の衣…
女神の衣?
女神のショール…
スカイウォードソード!!
もしかしたら昨日発表されたスカウォHDで初めてスカウォをプレイされる方もいらっしゃるかもしれないので詳しい内容は割愛いたしますが、スカウォではかつて女神ハイリアが選ばれし者に授けたとされる衣、"パラショール"なるものが登場します。
ブレワイでいう、パラセールですね。
ブレワイのパラセールは開発当初は"新パラショール"とも呼ばれていました。
"ハゴロモ"とは、かつて女神ハイリアが与えたとされるパラショールが由来となっているのかもしれませんね。
女神ハイリアとシーカー族の歴史は、ハイリア人よりも古いとされています。
最古の物語であるスカイウォードソード以前の時代。女神ハイリアの時代とよばれる時代からシーカー族は存在し、女神ハイリアに仕える運命を背負ってきました。
インパという名前には、Impart(伝承)という意味があります。
代々その使命を受け継ぎ現在まで伝承してきたのですね。
女神ハイリアとシーカー族の間には、長き深き歴史があるのです。
そびえる山々が女神ハイリア像に見えてくるのは…気のせいでしょうね。
ハゴロモ湖の山々が、カカリコ村をハイラル城からかくまうようにそびえているようにも思えます。
頂上の墓?
ちなみに、この山の頂上にはカエルの道祖神と、残心の小刀が添えられています。
これについてはネットで「カッシーワの師匠の墓」だというのを拝見したことがあります。
かいつまんで説明しますと、
"カッシーワの師匠はシーカー族であり、カカリコ村が故郷であろう。山の頂上からはカカリコ村にいながらも生前師匠が仕えていたハイラル城も見渡せる場所。人間では到底辿り着けない高所でも、弟子であるリト族のカッシーワならそこに到達できたであろう。きっとそこに師匠を想い、残心の小刀を手向けたのではないか"
という、超!超!美しいお話なのでした。
真偽などどうでもよいくらい感動しましたので、私の中では「カッシーワの師匠の墓」だと思いたいです。
妖精に囲まれ、女神ハイリアを敬いながら暮らすシーカー族に、どうか神のご加護があらんことを。
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