当ブログではブレワイをはじめとするゼルダシリーズの様々な考察をしております。以下、ネタバレを含みますのでその旨充分にご留意下さいませ。
考察記事を70以上も出していながら各英傑については一度も書いたことがなく非常に希薄でありましたので、この度巷で本作ヒロインともいわれるミファー様について性格や年齢等、色々調べてまいりました。
ミファーとは
誇り高き水の民 ゾーラ族の姫であり、父のドレファン王と弟のシド王子とともにゾーラの里を治める王族であります。
騎士団のもと鍛え上げられた槍術と治癒の力を持つことで、英傑に選ばれ神獣ヴァ・ルッタの繰り手となりました。
その見た目はイルカがモチーフとなっており、優しくて愛らしいミファー様にピッタリのイメージですね。
ドレファン王は海の王であるクジラがモチーフ、シド王子はシュモクザメがモチーフとなっています。
ちなみにクジラとイルカは、生物学的には同じ分類とされています。
呼び分けの基準は、4メートルより大きいか小さいか。
ですので、クジラのドレファン王とイルカのミファー様が親子であるのはごく自然なことでしょう。
そしてシドがサメならば、母親もサメであったのかもしれませんね!(安直)
性格は、優しく温厚でありながら、毅然たる一面もお持ちだったようですね。
ゼルダ姫とは対局の存在としてのキャラクターだそうで、リンクとの関係性が濃くなってしまったために性格はあえて大人しく控えめにしているとのことです。
(それはキャラを調和するというよりもむしろ"いい女"を確立する要素であると感じますが…)
ミファーの年齢
ではミファー様とは一体何歳くらいなのでしょう。
ゾーラ族とハイリア人は歳の取り方が違います。ゾーラ族は非常に長命で緩やかに歳を取ります。
非常に長命だからミファー様って実は50歳くらいなんじゃないの?なんて思いますが、
気になるのは実年齢ではなくハイリア人でいうと何歳くらいか、というところですよね。
なので、ミファーが生まれて何年くらい経っているか、そしてハイリア人に換算するとおおよそ何歳くらいなのかを調べてまいります。
ゾーラ族の年齢を調べる一つの目安として、語尾に「ゾラ」を付けている者は100歳以上で厄災を経験している者たちだそうです。
ここでいう100歳とは"生後100年"のことです。
ミファー様はさすがに生後100年は超えていないでしょうからあまり参考にはならないかもしれませんが、もし推しのゾーラ族がいるならこれで判断するのもありかと思います。
こちらのゾーラ達はこう見えて生後100年を優に超えているのですね。
マスターワークスによると、彼らは人間でいうと中年程度の歳だそうです。
ということはゾーラ族は300年近くは生きられるのではないでしょうか。
では、ミファー様はいつ頃産まれたのでしょうか。
年表では、ゼルダよりも少し前に誕生しています。
明記されていませんので予想でしかないですが、ゼルダよりは数年〜十数年は早く産まれているのだと推測します。
つまり、厄災時ゼルダが17歳だったことを考えると、厄災時ミファーは生後20〜30年くらいだったのではないでしょうか。
そしてハイリア人で換算すると何歳くらいかということですが、
デザイナーさんのコメントには"儚い少女のイメージ"という言葉があります。
少女の定義については、7〜18歳前後を指すそうです。
そして英傑叙任式後にルッタの上で話をしている場面では、リンクに対して「私よりも大人になっちゃってた」と言っており、リンクとの年齢差の逆転を意味します。
リンクとゼルダは一緒にラネール山に入山していたことから、同じくらいの年齢だと考えています。
英傑叙任式から厄災復活まではさほど期間が空いていないので、この時リンクは16歳くらいでしょう。
以上を踏まえると、ミファー様はこの頃はハイリア人でいうと13〜15歳くらいの少女だったのではないでしょうか。
まとめますと、
厄災時ミファー様は生後30年くらいで、ハイリア人でいう13〜15歳くらいだったと推測します。
リンクへの想い
2人の出会いはリンクが4歳の時。
ハイラル表敬団と共にゾーラの里を訪れたリンクを見て"ごく普通の子供"という印象を抱いたそうです。
久々に再開した時には、リンクの無垢だったあの笑顔はなくどこか遠い目をしていたとか。
リンクとミファーが雷獣山にライネルを退治しにいった際、ミファーが襲われそうになったところをリンクが助けたことで、ミファーの気持ちは確かなものとなりました。
(たしかゼルダの記憶でも…罪深き男め)
英傑叙任式の後、ウツシエの撮影での出来事をこのように語っています。
あの時リンクと接触事故でも起こしたのでしょうか。
それともこの後さらに何かあったのでしょうか?
とにかくキュンキュンしたと書いてありますが、その後、その嬉しさが吹き飛ぶ出来事があったと。
「リンクが姫様御付きの騎士に選ばれた」と…
想い人はあの人のお付きの騎士となりこれから片時も側を離れず行動を共にする…
女心が分からなくもありませんね。
しかし相当堪えているのかと思いきや、
臆することなくミファーはリンクのためにゾーラの鎧を作り上げます。
ゾーラ王家の女性には、将来の婿のために自分のウロコを編み込んだ鎧を贈る習わしがあるのですね。
この鎧は記憶を無くしたリンクにとっては初めてみるものでしたが、ミファーの言葉によりますと、
「ゾーラの鎧がぴったりだった」
ということは、この時にやはりリンクに鎧を渡していたんですね。
「思い出せなくても それはしかたのない事…」
「でも…私は忘れないよ…」
リンクは鎧を貰ってどんな反応をしたのでしょう。記憶を失くしているとはいえ、返答によっては炎上案件ですね!
今作のリンクってちょっとモテすぎでは?
と思うのでありました。
時の流れ方が違うゾーラ族にとっては、年齢が交差したほんの一時期の儚い恋愛だったと思うと、これまたミファー様を尊く思うのでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!