【BotW考察】真の姿 神獣の向く先に

当ブログではブレスオブザワイルドの考察をしております。以下、ブレワイと初代ゼルダの伝説のネタバレを含みますのでその旨充分にご留意下さいませ。

 

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ハイラルを護りし封魔の巨像。

解放された四神獣は、それぞれガノンを討つため戦闘配備につく。

 

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これは、一万年前から変わらぬ姿だと推測します。

 


リト族の族長カーンとテバの話では

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とあり、この姿こそが本来の神獣のあるべき姿だということです。

 


四神獣がそれぞれ鎮座する場所について、そしてそれらが見据える先について考えてまいります。

 

 

 

 

 


神獣ヴァ メドーはリトの村のシンボル、リトの巨塔の口ばしに鎮座します。

 

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ガノンを討つのが先か、巨塔の口ばしが折れるが先か。リト族は気が気でならないでしょうね。

 

メドーについて、その姿こそが真の姿といわれるならば、

メドーは、たまたまそこに止まったわけではなく、この巨塔は元よりメドーの為の止まり木だったというわけです。

 

 

リトの巨塔は、足元ではリト族の集落を支え、頂上では神獣メドーを支える。


リト族にとって文字通り『要』となる柱なのですね。

 


これがメドーの真の姿であるならば、その他の神獣も同じでしょう。

 

 


神獣ヴァ ルッタは、貯水湖南西の高台にある湖に鎮座します。

 

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ルッタは東の貯水湖の底を潜ってルテラー川に抜け、さらにそこから高地にある湖へと潜り上がって(?)きました。

 

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地上からは確認できませんが、貯水湖の底から湖へ続くルッタの通路が存在し、必然的にあの湖へ鎮座したわけです。

 

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東の貯水湖の建造にはハイラル王家と古代シーカー族が深く関わっています。

 


ハイラル王家は、ハイラルを水害から守るためゾーラ族と協力してこの貯水湖とダムをわずか一年で完成させました。

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この建造物は、いわば古代シーカー技術の叡智です。

 

 

一万年前に建造された貯水湖と、一万年前に起こった大厄災。

 

 

ハイラル王家の目的が少し見えてきたような気がしますね。

 

 

表向きは治水用のダムですが、有事の際には、神獣ルッタが戦闘配備につく為の通り道として使われるというわけです。

 

 


ちなみに、厄災の黙示録ではルッタを使って水量管理を行っていました。

 

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ダムの水量が臨界に達したら、ルッタによって放水が行われていたのかもしれませんね。
ハイラルを水害から守り、厄災をも討つ。


ルッタの役割は随分と大きいものですね。

 

 ルッタの移動方法についてはこちらの記事をご覧ください。

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続いて、神獣ヴァ ルーダニアは、デスマウンテンの山頂に鎮座。

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デスマウンテンとは、「初代ゼルダの伝説」より登場するハイラルを代表する巨大活火山ですね。


聖なる霊峰とも呼ばれるデスマウンテン山頂。

 

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炎の神獣が鎮座するにあたりこれほど相応しい場所は他にないでしょう。

 

 


神獣ヴァ ナボリスは、メガネ岩の上に配備。

 

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メガネ岩といえば、そこをリモコン爆弾で破壊できまいかと試した同志もいるのではないでしょうか。

 

初代ゼルダの伝説における「メガネイワ」とは、その左側を爆破するとガノンの本拠地へと続く「シヘノ イリグチ」。

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名前が同じだけで、初代のメガネイワとの関連はないものと思われますが、

その忌々しい岩の上を堂々と陣取るナボリスからは、厄災の元凶である元ゲルド族のガノンを必ず討伐せんとするゲルドの意地すら感じます。

 

 

四神獣の配置は、ブレワイ、過去作においても重要な場所であり、決してテキトーに配備されたわけではないことが分かりますね。

 

 

そして、それらの四神獣が見据える先にあるのは

 

 

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『ハイラル城』

 

 

先ほど、神獣が鎮座している姿は、一万年前から変わらないものと推測しました。

 


そうであるなら、一万年前もガノンはハイラル城に封印されていた可能性が高く、神獣を作った古代シーカー族たちはハイラル城にガノンが封印されていることを知っていた、のではないでしょうか…

 

 

こちらについては次回の記事で書いていきたいと思います。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!