【BotW考察】ハイラル城を好き勝手に調査してみた

 

当ブログではブレワイをはじめとするゼルダシリーズの様々な考察をしております。以下、厄災の黙示録の内容を含みますのでその旨充分にご留意下さいませ。

 

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ハイラル王国の中心に位置し、その威厳を誇る盟主ハイラル城。

 
怨念が蔓延り壊滅状態ではありますが、一部はかろうじてかつての姿を保っています。

 


ハイラル城は国の中央機関であり、また、地下にはガノンドロフのミイラが眠るであろう曰く付きの場所でもあります。

 

 

まだまだ謎多きハイラル城の気になった点や構造など、100年前の「厄災の黙示録」とも比較して、調べてまいりました。

 

 

 

 

 

複雑な構造は姫路城がモデル?

ハイラル城は本丸までの道のりは険しく蛇行しており、敵が攻め入るのを防ぐその造りはまるで日本の城のようですね。

 


インタビューによると、開発当初はサンプルモデルとして姫路城を置いていたという話もあります。

 


いまだに迷ってしまう複雑な城内、城外ですが、立ち入れる場所や部屋が全てではありません。

 

おそらく本来のハイラル城はもっともっと複雑かつ難解な構造になっていることでしょう。

 

怨念や瓦礫によって塞がれた通路も多く、

100年前の記憶のムービーでは、ゼルダの部屋の上層階の扉からハイラル王が登場しており、こちらの崩れた岩壁の先にはハイラル城中央へ続く通路があったものと思われます。

 

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おおまかに城の1、2階中央部分が立入不可となっているようです。

 


城の中心部には、作中では確認できなかったハイラル王の部屋など重要な部屋があったのではないかと考えています。

 

 

隠し通路と脱出口

以前、ハイラル城の秘密通路について記事を書きました。

【ブレワイ続編考察】 ハイラル城の秘密通路を探す旅 - ハイラルノコトバ


ハイラル城といえば過去作でも秘密通路や隠し通路があり、ハイラル城に限らずお城にはそういった通路は付きものです。


ハイラル城北の船着き場とは、物資を調達する際に使用するほか、非常時には脱出口にもなるのだそうです。(マスターワークス参考)

 

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図書室の本棚の裏から続く隠し通路が、それにあたります。

 

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そして、厄災の黙示録では、謁見の間にも脱出用の隠し通路があったことが明らかになりました。


それもまた、船着き場の岩壁へと続く脱出口となっていました。

 

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中央の謁見の間(本丸)からの隠し通路。

東の図書室からの隠し通路。

 

 


西にもあると思いませんか?

 

 

 

西側の部屋といえば、『ゼルダの部屋』

このハイラルの全運命を担う姫、ゼルダの部屋に隠し通路がないのなら、この城は一体何を護るのだと問いたい。

 


ということで早速ゼルダの部屋を捜索してまいりました。

 

 

 

 

ゼルダの部屋は三方面が外に面しており、すなわち隠し通路があるとするならば、奥が確実に岩壁となっているこの一方面が捜索対象になります。

 

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右側には城の中央へ向かう通路がありますがやはり今は塞がれています。

 

問題の隠し通路ですが、暖炉が非常に怪しく感じるのは気のせいでしょうか。

 

 

食堂の暖炉は、排気用に上部が空いている実用性のあるものなのに対し、ゼルダの部屋の暖炉は、よく見てみると上部が空いておらず煙突もありません。

 

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(食堂の暖炉)

 

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(ゼルダの部屋の暖炉)

 

これでは煙が排気できず部屋に一酸化炭素が充満してしまい、ゼルダの身に最悪の事態が起こり得る可能性もあります。

 

 

 

見掛け倒しの暖炉に騙されるもんですか。

 

 

きっとこの奥には隠し通路があり、岩場の道を抜けた先は北の船着き場に繋がっているなどと妄想しています。

 

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そして出口についてですが、

先日船着き場の水位を調査していたところ、丁度怪しい場所を発見したのでそこを出口だと妄想を重ねておきましょう。

 


火炎の大剣の台座の下にある少し窪んだいかにも何かありそうな場所。

ここだけ水深が異様に深く、穴のようになっていました。

 

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隠し通路から潜水をしてここへ出てくるのでしょうか。 


敵の侵入を塞ぐという面では、排水トラップのような役割なのかもしれません。

 

 

 

ガノンの繭と回生の祠

謁見の間の天井はガノンの繭で塞がれていますが、厄黙ではその繭がなく、天井は吹き抜けの造りとなっていました。


ガノンの繭は、回生の祠の蘇生マシーンとよく似ていますよね。

 

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ガノンが孵化したあとの繭の中にも星座らしきものが見えますが、蘇生マシーンほど秩序は保たれていない様子です。

 

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デザイナーさんによると、二つは同じ構造になっており「復活」というキーワードで統一された意匠とのことですが、本当にそういうメタ的理由で済ませてもいいのでしょうか。

 

 

ブレワイ観点からみると、これらが同じって非常に興味深いですよね。

 

蘇生マシーンが地上からエネルギー供給しているように思えるのも気になりますね。

 

 

もしかして始まりの台地の地中にも、エネルギー溜まりってあるのではないでしょうか。

 

 

この話は本題と大きく逸れてしまうのでまた別の機会に…。

 


厄災の黙示録との比較

厄黙では、ブレワイでは行けなかった場所も少しだけ公開されていました。

 

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ここは一階のロビーでしょうか。

かなりの大広間ですね。


前面中央には男女の石像があります。

 

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これは若き頃のローム王と王妃でしょうか。

はたまた一万年前の姫と勇者でしょうか。

 


体格的や、両手剣を持つ立ち姿がローム王と似ている気がしますね。


もっと似ているのは、トワプリのトアル村長のボウですが。

 

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ところで、ブレワイでハイラル城の正面玄関はどこにあったかご存知でしょうか。

 


厄黙ではばっちり正面玄関が登場しましたので見比べてみましょう。

 

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わたくし今の今までここが正面玄関だとは気が付きませんでしたw

 

 

だってどう考えても100年で埋もれ過ぎでしょうww

 

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しかし正面玄関は100年前はおそらく普通に使われていたはず。

とするなら指摘すべきはブレワイの方なわけでして…

 


調べているうちに、本当に頭が混乱してきました。 

 


ハイラル城は、正直わけがわからない。

(いっちゃった)

 


というところで、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

≪参考書籍はコチラ≫

ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス

ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第1集 ゼルダの伝説 ハイラルグラフィックス