【BotW】四英傑の子孫 こころひとつ


当記事はブレスオブザワイルドの内容を含みますので、ネタバレを避けたい方はご注意下さいませ。

 

 

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ミファー、リーバル、ウルボザ、ダルケル


四英傑は、それぞれが使役する神獣の中で、100年間もその魂を囚われていました。

 

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リンクが神獣を取り戻したことによって、ようやくその長い暗闇から解放されました。

 

 


四英傑には、子孫などその意を受け継ぐ者たちがいました。

 

彼らは、今でも英傑様を慕ってやみません。

 

 

厄災によって命を落とした英傑たちを、誰よりも強く思い続けていたのも彼らです。

 

 

この100年間、神獣内部で何が起こっているのかは誰にも分からず、もしかしたら"まだ神獣内で英傑様は生きている"と、希望を抱いていたかもしれません。

 

リンクと共に神獣に立ち向かい、リンクの活躍によって神獣内に囚われていた英傑の魂が解放されてよかったと思う一方で、それは"英傑の死"と向き合うことにもなります。

 

 

暴れていた神獣は鎮まりましたが、英傑に特別な想いを抱いていた彼らにとっては、手放しで喜べる心情ではなかったのではないでしょうか。

 


100年にも及ぶ厄災の本当の終わりが来る日まで、英傑の子孫たちはどんな想いで毎日を過ごしているのでしょう。


神獣解放後に、彼らの元を訪れてみました。

 

 

 

熱い想いのシド

 

ドレファン王は、相変わらず貫禄たっぷりに玉座に腰掛けています。

 

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100年前は、ミファーが神獣の繰り手になることをすぐには許可できなかったそうですが、結局はミファーの強い気持ちに屈して繰り手となることを許しました。

 

 

このような結果になりさぞ悔やんでいたのではないかと思いますが、ドレファン王もシド王子も、今では明るく思い出話を語る様子から、事実を受け入れ前を向いて生きているのでしょう。

 

 

玉座の真正面にはルッタ。

 

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ドレファン王は、ミファーの存在に気付いているのかもしれませんね。

 

 


そしてシド王子は、毎日ゾーラの里の2箇所を行き来しています。

 

 

午後10時から午前8時まではミファーの像をひたすら見つめるシド王子。

 

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午前8時になると上階へ移動し、視線の先には、これまたルッタ。

 

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シド王子には、ミファーが見えているのでしょうか。

 

 

シドは、人前ではいつも明るく振る舞い、相手のやる気を自然と引き出すことができる最高のモチベーショナルスピーカーですが、心の中ではどんな時でもミファー姉さんを想っているのでしょうね。

 

 


夢みるユン坊


続いてユン坊の元を訪れてみました。

 


ユン坊は神獣解放後はゴロンシティの橋の上にいます。

 

 

視線の先には、もちろんルーダニア。

 

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ユン坊は、あの時ダルケルの姿が目視できていたように思います。

 

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ユン坊はリンクと一緒にルーダニアに立ち向かったことで、少し大人になったんだそうです。

 

 

語尾に"ゴロ"をつけて話すようになりました。

 

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ユン坊はルーダニアを眺めながら、自分もいつかダルケルのようなゴロンの猛者になることを夢みて、今日も一日中ただそこに立ち尽くしているのでした。

 

 

 

 

ルージュの支え


ゲルドの王宮にルージュちゃんに会いに行くと、まだ幼いながらもなんとも族長らしくなったルージュちゃん。

 

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ナボリスを鎮めることが出来たことで、族長としての自信がついたのでしょう。

 

 

それもそのはずです。


早くにカカ様を亡くし、自分を一番近くで見守ってくれる存在がいない中、突然族長という立場になってしまったルージュちゃん。

 

 

まだまだ幼さが残る年齢で、毅然と振る舞わなければいけなかったのはゼルダ姫とも重なりますね。

 

 

ルージュちゃんの一日は、お祈りをしたりパトリシアちゃんと戯れたり、パトリシア人形と遊んだりと、子供らしい一面も覗くことができます。

 

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しかし、玉座に座ると一変、その風格は族長そのもののオーラが放たれていますね。

 

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ビューラという頼れる存在が側にいることや、ナボリスを鎮めたことで自信がついたことももちろん大きいとは思いますが、

 

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今のルージュちゃんの一番の支えとなっているのは、この玉座に座るルージュちゃん視線の先にあるもの。

 

 

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ナボリスなのではないでしょうか。

 

 

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ルージュちゃんも、ウルボザ様の存在を感じているのかもしれませんね。

 


ウルボザ様と周囲に支えられながら、ルージュちゃんはきっと立派な族長になることでしょう。

 

 

 

 直向きなテバ


メドー戦で負傷してしまったテバですが、サキの看病により怪我の具合はすっかり良くなったそうです。

 


テバは自分もいつか『リーバルトルネード』を会得するために、毎日息子のチューリと一緒に飛行訓練場に出向いています。

 

 

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チューリも将来リトの戦士になるため、親子共々修行の身なんですね。

 

 


飛行訓練場で「チューリに弓捌きを見せてやってほしい」とばかりお願いするテバの目前には…

 

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暖かそうな鍋。

 

 

 

この場からは決して動こうとしないテバ。

 

 

 


 

 

メドーは見ないんでしょうか?!

 

 

そもそもここからじゃメドーは見えないのです。

 

 


リーバルを師と仰ぐテバの息子、チューリはどうでしょうか。


きっと彼もリーバルの意志を受け継いでいることでしょう。

 

 

 

 

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この二人、リーバルさんのことは1ミリも見ていませんでした。

 

 


きっと、リーバル様のことを想いながらも、今は修行だけに目を向けているのでしょう。

 

 

特にテバは今、チューリの訓練に腰を入れています。

 

 

二人は修行に直向きなんですね。

 

 

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テバからしつこいくらいに「チューリに弓捌きを見せてやってくれないか」とお願いされるので、仕方なく飛行訓練場に飛び立つことにしました。

 

 

 

 

 


あぁ…

 

 

そういうことだったんですね…

 

 

 

修行に励む彼らは、いつもここから師を仰いでいたのですね。

 

 

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四英傑の子孫たちは、英傑様とこのハイラルの未来をしっかり見据えていました。

 

 

 

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遥か遠く、でもそばに。

 

 

今日も皆、こころひとつなのでした。

 

 

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