【ストーリー解説】厄災の黙示録 前編

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そろそろ厄黙DLCが配信となりますね。

新たなチャレンジをより楽しむため、厄災の黙示録のストーリーを順を追っておさらいしておきたいと思います。

個人的な所感は省き、なるべく本編通りにまとめています。


※全ての内容を含みますので、ネタバレ必須です。

 

 

時を超えて

大厄災真っ只中。

ハイラルが火の海となり、英傑やリンクまでもが力尽きようとしていたその時、ゼルダ封印の力 覚醒。


その光に反応するかのように、ゼルダの研究室の木箱にあった白い卵型のミニガーディアンが起動する。

目覚めたミニガーディアンは、滅亡に向かうハイラルを一望し、厄災に立ち向かうゼルダを想う。


そして旋律を奏でると同時に、時の扉らしきものが現れ、ゼルダを救うため過去へと舞い戻る。

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大厄災に挑む英傑たちと、時を渡るガーディアン。彼らが紡ぐ、もう一つの物語の始まりであった。


平原の塔

ミニガーディアンが戻った時代とは、ブレスオブザワイルドの百年前。

厄災の復活が予言されて数年後の世界。

 

神獣や遺物を発掘し、古代遺物の研究を進めてはいるが各地で魔物の動きが活発になりハイラル城にまで魔の手が迫っていた。

ハイラル軍の騎士として立ち向かうリンクは、ハイラル軍駐屯地付近で、あるものを見つける。


白くて丸い小型のそれは、未来からやってきたミニガーディアンだった。

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ミニガーディアンは起動しておらず、そこに現れた執政補佐官インパが持っていたシーカーストーンに反応し、起動する。

それと同時に地中からは謎のタワーが現れた。

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謎のガーディアン

ミニガーディアンは、ゼルダのいるハイラル城へと駆け出し、ゼルダに何やら伝えようとする。

シーカーストーンには、「自分がゼルダを救うため、厄災の只中から時間を遡ってやってきた」と記されていた。


インパは、突如現れた謎のガーディアンと謎のタワーの調査を古代遺物の研究者であるプルアとロベリーに依頼し、ゼルダ、リンクと共に王立古代研究所へと向かう。

 

王立古代研究所に向かう道中、研究所のガーディアンに空から降ってきたガノンの怨念が取り憑き、暴走。 

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ガノンの怨念は、ミニガーディアンが未来からやってきた際に、怨念もまた時の扉をくぐってやってきたのだった。


魔物の群れと共にリンクたちに襲いかかるが、暴走するガーディアンを退け、無事を喜び合う。


そんな彼らを物影から何者かが窺っていた。

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王立古代研究所

王立古代研究所でミニガーディアンの解析を行った結果、古代エネルギーと未知のエネルギーが使われており、それはロベリーたちも知らない全く新しい型のガーディアンだった。


シーカーストーンをはじめとする古代遺物の力を増幅させる力を備えており、ウツシエには厄災復活直後のハイラル城の様子が映し出され、なんとしてでも厄災を封じなければとゼルダは決意する。

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四神獣の繰り手

厄災ガノンを封印するには、退魔の剣とハイラルの姫が宿すという封印の力。そして各地で掘り出された四神獣の力が不可欠だった。


しかし、退魔の剣が眠るコログの森は魔物の手に落ち、ゼルダの封印の力も未だ目覚める兆しはなかった。


現状をなんとかせねばと憂いたハイラル王は、ゼルダを使者とし、四神獣の繰り手を揃えるべく各部族の候補者の元へと向かわせた。

 

ゼルダは王命を受けてハイラル城を発つが、ミニガーディアンを見たハイラル王からは「己が使命を忘れるでない」と忠告を受ける。

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ゼルダの手には謎の円盤型の遺物が大切そうに握られていた。

 

ゾーラの姫 ミファー

他者の傷を癒す力を持つゾーラの王女ミファーはその力を買われ、神獣ヴァ・ルッタの繰り手に選び出された。

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ゼルダ達はゾーラの里へと赴き、ドレファン王に謁見する。


ミファーが神獣の繰り手となるよう依頼するが、ドレファン王は「神獣の繰り手となるには相応の危険が伴う」と後ろ向きな姿勢。


そんな中、雷獣山からゾーラの里へと魔物が押し寄せ、ミファーの弟であるシドが見当たらないと聞き一同は捜索に当たる。


シドは一人でライネルに立ち向かおうとしていた。


駆けつけたリンクたちによって無事ライネルを追い払い、シドを救出。

ミファーはシドを抱きしめ優しく声を掛けた。

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安堵したのも束の間、ゾーラの里には更に数多くの魔物が押し寄せていた。


ミファーたちは言葉を失い、そのあまりもの多さにゾーラの里は危機的状況へ。

ドレファン王が襲われようとしたその瞬間、背後からの砲撃が一気に魔物たちを吹き飛ばした。


振り返ると、そこには神獣ヴァ・ルッタを操るミファーの姿があった。

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ミニガーディアンの提案によってミファーはルッタに乗り込むことを決意し、魔物の大群を討ち払ってみせた。

 

厄災の備えが足りないと思い知ったドレファン王は、ミファーが神獣の繰り手となることを許可。


「必ず無事に戻ってこい」

という約束を条件に。

ミファーは俯いて涙を堪えるのだった。


ゴロンの豪傑 ダルケル

あらゆる衝撃を防ぐ護りの力を持つゴロンの猛者ダルケルは、その力を買われ神獣ヴァ・ルーダニアの繰り手に選び出された。

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ゼルダは使者としてリンクたちと共にゴロンシティへ赴き、ダルケルに神獣の繰り手を依頼する。


ダルケルは快く引き受けるが、デスマウンテンには大量の魔物が集まっていた。


ダルケルはリンク達を伴いルーダニアのいる山頂を目指す。


ミニガーディアンに導かれ、ルーダニアに乗り込んだダルケルはデスマウンテンの魔物たちを討ち払う。

なんとか神獣を操ることが出来たダルケルは改めて神獣の繰り手となる決意を語る。

リンクに特上ロース岩をご馳走し、「次は姫様の分も用意しておく」とその場を凍りつかせたのだった。

 

リトの戦士 リーバル

リトの戦士の中でも腕利きと名高いリーバルに、神獣ヴァ・メドーの繰り手を頼みに向かう一同。

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しかしリトの村へ向かう道中、猛吹雪に見舞われ、リンクはゼルダを安全な場所で待たせ周囲の偵察に出る。


それを遠くから見ていたリーバル率いるリトの戦士たち。


リーバルがリトの村には一歩も踏み入らせないとリンクの前に立ちはだかり、リンクと一騎打ち。


「流石のきみも、ここまでだ」

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決着がつこうとしたその時、駆けつけたゼルダの一声によって戦いは終わる。


リーバルの話によると、ミニガーディアンに似た謎のガーディアン率いる魔物たちに何度も襲撃を受け、リト族たちは再び魔物が襲い来るのではないかと警戒していたのだった。


事情を受け、再度リーバルに神獣の繰り手をお願いするゼルダ。


リーバルは、自分の力が必要とされその気になるも、カカシのようなリンクが姫御付きの騎士に選ばれたことが面白くなく、リンクへの態度は変わらず挑発する。


すると突然、もの言いたげなミニガーディアン。

インパによると、「自分も姫さまを守る騎士だ」と言うのであった。


ゲルドの族長 ウルボザ

優れた戦闘能力と雷を操る力を買われ、神獣ヴァ・ナボリスの繰り手に選び出された。

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ゲルドの族長ウルボザは、亡きハイラル王妃の親友でもあった。

ゼルダたちは神獣の繰り手を依頼するためゲルドの街へと赴くが、意外な展開が待ち受けていた。


ゲルド砂漠を駆ける一行。

何故かゲルドの戦士たちに追われ、なんとか敵を振り払いながらゲルドの街まで辿り着く。

王宮には不穏な空気が流れ、ゼルダはウルボザに「何故こんなことを」と問い詰める。


「ゼルダ姫。あんたの命運もここまでさ」

ゼルダに剣を向けるウルボザ。


その瞬間、ウルボザは雷撃によりその場に倒れる。


背後からは本物のウルボザが現れ、目の前にいたその正体はイーガ団総長のコーガ様であった。

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追い詰められたコーガ様は、奥義「若い衆に任せる!」の術を使い消え去った。


リンク達は再びコーガ様に詰め寄る。

次こそ後はないと思ったその時、いきなり現れたのはイーガ団筆頭幹部 スッパ。

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スッパはコーガ様を抱えて撤退していった。

 

 

ゲルドの街の混乱は落ち着き、再度ウルボザに神獣繰り手の依頼を申し込むゼルダに、ウルボザはそれを快く引き受ける。


ゼルダは繰り手を引き受けてくれた四人のことを思い、「私もハイラルの姫として、果たすべきことを…」と。


ウルボザは落ち込むゼルダを見て、「私の力が必要なときには、いつでも言っておくれよ…」

と優しい言葉をかけるのだった。

 

 


イーガ団とアストル

イーガ団のアジトに逃げ帰ったコーガ様とスッパ。

彼らを待っていたのは謎のローブの男。


天球儀を持ち、ミニガーディアンとそっくりな黒いガーディアンを崇めるその男は、占い師『アストル』

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黒いガーディアンから映し出されたのは、厄災復活直後のハイラルだった。


「これこそが、在るべき未来の姿…変えることなど許されぬ…」


アストルは厄災ガノンの復活を目論むために暗躍するのであった。


ゼルダの焦り

こうして四神獣と繰り手が揃い、彼らの訓練は順調に進み、魔物に対抗する策の幅は大きな広がりを見せる。


立派に使命を果たしたゼルダだが、ハイラル王からはお褒めの言葉もなく、さらには「封印の力に目覚めないのは修行が足りないからだ」と叱責を受ける。


「また神獣のところへいったらお父様に怒られるかしら…」と、ミニガーディアンに語りかけているところをリンクに見られ、ゼルダの焦りは募るばかりであった。


イーガ団急襲

ゼルダと繰り手たちは神獣調整のためラネール地方に向かう。

宿場町では、ミファーがダルケルに「鍛錬に付き合ってほしい」と相談する。

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その表情から、ダルケルはミファーの想いを察する。


その時、突如現れたのはイーガ団とスッパ。

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執拗にリンクたちを狙う彼とは一体何者なのか。


リンクとスッパ死闘の末、どこからともなくスッパが現れゼルダにクナイを投げ、咄嗟にミニガーディアンがゼルダを守ろうと前に飛び出るも、ギリギリのところでリンクによって弾かれ気勢をそがれるミニガーディアン。

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スッパは「未来など、容易く変わる…」

と言い残し退散。


ミニガーディアンは出番を奪われたその恨みをリンクにぶつけるのであった。


ゼルダは次第に、リンクに信頼を寄せていく。

 

コログの森解放

ハイラル王は神獣の繰り手たちに、厄災討伐の要たる退魔の剣を振るう騎士を探すため、剣の眠るコログの森の魔物を一掃して解放するようにと命令。


リーバルはハイラル王直々に仰せつかった任務にあたるが、この作戦のリーダーがリンクであることに不満が絶えず、周りからも呆れられる。

リーバルは自信たっぷりに言うのであった。


「みんなに見せてあげようか…」

「神獣ヴァ・メドーの力をね」

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リーバルの操るメドーによって、コログの森周辺の魔物を撃ち払い、リンクたちはコログの森へと急ぐ。


しかし、森の奥にはすでにイーガ団やアストルが待ち受けていた。

 

コログの森は霧が深く、なかなか先へ進めず不安な一行。

そして突然彼らの前に現れた森の妖精、ボックリン。

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ボックリンの案内によってデクの樹サマの元へと向かう。


マスターソード

デクの樹サマの元に駆けつけると、アストルと英傑の幻影が現れリンクたちを襲撃。

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リンクが吹き飛ばされ、幻影たちがゼルダに襲いかかろうとしたその時。

マスターソードが光り出し、その光によって幻影は消え去る。


青く光を帯びた退魔の剣 マスターソード。

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リンクはそれを抜き取りアストルを追い詰める。

戦いの末、アストルは退散。

 

マスターソードを手にしたリンクは、デクの樹サマに「その剣に選ばれ、厄災を討つ力を得たのだ」と聞かされる。


思わず自分の右手を見るゼルダ。

封印の力に目覚められない焦りはどんどん強まるばかりであった。


デクの樹サマはゼルダを励まし、"ハイラルの新たな未来"を願いつつ、少しばかりの眠りについた。

 


ゼルダの思い出

リンクのマスターソードが目に入るとどうしても思い悩んでしまうゼルダ。

どれほど修行や研究に励もうと、ゼルダの焦燥と不安は募るばかりであった。


落ち込むゼルダを見て、ミニガーディアンが"ゼルダの子守歌"を奏でる。


ゼルダはようやく思い出す。自分がまだ幼かったころ、このガーディアンがいつもそばにいたことを。

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敵襲が攻めてきて、益々魔物の動きが活発になっていることを実感する。

このまま封印の力に目覚めなければ…と焦るゼルダを見て、ウルボザは「焦らなくていい…あなたは何も間違っちゃいない」

といい寄り添うのであった。


︎英傑任命式

四神獣の繰り手と退魔の騎士が揃い、厄災を封じる布陣が整った。ハイラル王はその五人を集めて英傑任命式を執り行う。


英傑叙任式後、リンクを護るため、もっと強くなりたいとダルケルに再度相談するミファー。

相変わらずインパとミニガーディアンは馬が合わず喧嘩ばかりしており、ハイラル城の中庭でおだやかなひと時を過ごした英傑たちであった。

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シーカータワーの解析

四人の英傑たちが神獣操作の訓練に励む一方で、プルアをはじめとする古代遺物の研究者たちはハイラル平原に出現した『平原の塔』の研究と解析を進める。


その塔は『シーカータワー』と名付けられ、ハイラル各地の地中深くに埋没していること、そして地上への出現はハイラル城内の装置によって制御されていることが明らかになった。


制御装置を起動させるためにはシーカーストーンをシーカータワーに認証させる必要があると判明し、ゼルダはプルアや英傑たちと共に塔の調査へと向かう。


思い出の遺物

遺物調査に赴くゼルダに、ハイラル王は再度忠告する。


ゼルダが握っていた円盤状の遺物は、昔お母様とお出かけした時に一緒に見つけた遺物なのだと、

きっと何か特別な力を宿しているのだと、ハイラル王に伝える。


遺物について語るゼルダはつい言葉を強めてしまう。

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ハイラル王は、それはお前の務めではないと、その遺物をゼルダから取り上げた。


イーガ団の妨害

その頃イーガ団のアジトでは、作戦を練り直すコーガ様たち。

黒いガーディアンに宿っていたのは厄災ガノンであり、アストルは「これさえあれば、世界の全てが掌の上…」と自身の野望を語る。

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しかしスッパは、厄災ガノンがそう易々と御せる相手ではないだろうと疑念を捨てきれずにいた。


コーガ様とスッパはアストルの指示で、リンク達がシーカータワーを起動するのを阻止する為に動き始める。

 

シーカータワー起動

リンクが平原の塔にシーカーストーンをかざすと、塔が起動。

それに連動し、各地のシーカータワーが地中から現れた。


シーカータワーの復旧が成功し、ハイラル各地のタワーの復旧作業にあたる。


最後のシーカータワーはアッカレ砦であった。

そこでは、イーガ団が戦力を集結させ、リンクたちを待ち構えていた。


新たなる力

プルアの研究で、シーカータワーが厄災の感知の為のものであることや、ハイラルのマップ情報や魔物の動きが分かると判明。


その機能を利用して、イーガ団のアジトや魔物が集結している地点を発見することができた。

襲撃を未然に防ぐべく、ウルボザはナボリスの操縦にあたり、イーガ団アジトまでナボリスと共に一網打尽で侵攻していく。


イーガ団のアジト

イーガ団アジトに攻め入り、イーガ団を追い詰めたリンクたち。

アジト最深部に、待ち受けていたのはコーガ様。

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「俺様は気にしてない。何故だかわかるか?」

「お前らの命運がここまでだからだ!」


コーガ様は自信に満ち溢れた様子でリンクに襲いかかるが、リンクに破れ敗走する。


コーガ様はアストルにイーガ団の勝利を約束されていたのだった。

にも関わらず、敗北したことを受け「適当なことを言いやがったな…」とアストルに憤慨する。


スッパはアストルの胸ぐらを掴み上げる。


アストル曰く、「全ては定めよ。この敗北さえも…」

自分と手を切るのなら、厄災ガノンを敵に回すということだと脅しをかける。


「我が大望のため、イーガ団はなくてはならない存在なのだ」

「共に力を尽くそうではないか…」

不気味に笑うアストル。

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コーガ様とスッパは、自分たちが利用されていることにようやく気がつき始めるのであった。


研究の前進

プルアたちによって徐々に解明されつつある古代遺物の機能。

シーカーストーンを使ってワープさせることも可能となった。


研究員の数も増え、更に研究を続ければもっと役立つ機能も増えるだろうと、プルアの言葉はゼルダにとって頼もしいものであった。


厄災復活の日

ミニガーディアンのウツシエの解析結果によると、ゼルダの17歳の誕生日が厄災復活の日となることが判明。


時がないことを知り、ハイラル王はゼルダに勇気の泉に赴き封印の力を目覚めさせるための修行に励むよう命令する。


近づく厄災の復活に、ハイラルの人々は焦燥を覚えていた。


勇気の泉

ゼルダは勇気の泉での修行中、「無才の姫…自分だけが役に立てていない…」と、つい弱音を吐いてしまう。

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それを見ていたインパはどうにか気分を変えようと必死に明るく振る舞うが、そこに魔物の大群が押し寄せる。


魔物を討伐し、塞がれた道を落ちていた遺物で吹き飛ばし難を逃れたゼルダたち。


それはゼルダの遺物の研究があったからこそ出来たことであった。


インパはゼルダの研究は決して徒労ではないと励まし、ミニガーディアンも、そしてリンクも同意する。


ゼルダはその言葉を受け止めながらも、最後まで自分の使命に向き合うことを決意する。

「私にはそれしかないのだから」と。


知恵の泉へ向けて

厄災への対策は順調に進んでいたが、封印の力はいまだ目覚める兆しすらなかった。

ゼルダは一縷の望みを懸けて、知恵の泉での修行を決意。


知恵の泉のあるラネール山は、17歳に満たぬ者を知恵なき者として入山を禁じていたため、ゼルダは17歳になってすぐに泉に行けるよう、準備を進めた。


厄災はゼルダの誕生日に復活するとされている。

ハイラル王は人々を避難させ、四神獣を配備。

ゼルダが泉の修行から戻ってくるまで厄災の被害を食い止める策を講じた。


プルアとロベリーの危機

一方、王立古代研究所ではロベリーによってミニガーディアンの最後の記録の解析が行われていた。


シーカーストーンを覗き込むプルアとロベリー。


「そこまでだ。」

その瞬間、研究員を装ったイーガ団に襲われる。

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プルアはシーカーストーンを投げミニガーディアンに託す。


ミニガーディアンはイーガ団の間をすり抜け、ハイラル城にいるゼルダたちの元まで駆けつける。


厄災復活

ゼルダは誕生日を迎えてすぐに知恵の泉で修行できるよう、ラネール山へ向かおうとしていた。


その時、駆けつけてきたミニガーディアンからシーカーストーンを受け取る。


突如、大きな地響きとともに、ハイラル城に渦巻く瘴気。

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各地のシーカータワーの光が消え、機能が停止。

英傑たちもハイラル城の異変に気づく。

 


それは、予定よりも早く厄災が復活した瞬間であった。

 

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