【ブレワイ続編考察】3つの手はガノンドロフ説を考える

こちらの記事は動画でもご覧いただけます。

 


当ブログではブレスオブザワイルドの考察をしております。以下、ネタバレを含みますのでその旨を充分にご留意の上お読み下さいませ

 

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ブレワイ続編考察

今回はこの「謎の手」に注目したいと思います。

 

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何度目だ!って感じですよね。

 

この謎の手は、これまで『先代ゼルダ姫』であったり『シーカー技術による人工生命体』など散々熱く語って参りましたが、もしかしたらこのPV考察も最後になってしまうかもしれないので(二度目)、ここまできたら行き着くところ全ての説を考えてみようと思いました。

 


※前提として、このミイラはガノンドロフであると仮定しています。

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謎の手と幻影


ミイラを抑える手は渦を巻き、上にいくにつれはっきりとした緑色になっていますね。

 

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夜光石のように見えるこれらの石も、よく見ると若干のグラデーションがかかっており、先程の手と似ていると感じました。

 

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夜光石は『死者の魂の灯火』とも言われています。

 


この手は『死者』であることを仄めかしているのでしょうか。

 

 

 

そうでなくとも、この手が死者か生者かと問われたらおそらく誰もが死者だと答えるでしょう。

 

 

 

 この場面ではガノンドロフと謎の手の影が写し出されます。


壁には、大きな骨々しい手に鋭い爪。

そして仰け反りながら襲われているかのようなガノンドロフ。

 

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これは過去の幻影でしょうか。

 


ミイラとほとんど体勢は変わらない気がしますが、髪の毛の躍動感からして胸を鷲掴みにされる直前かもしれません。

 

 

 

色々と気になるところですがそれはさておき、この洞窟内で一体何が光っているのですか?

 

 


一瞬雷鳴のようなものが聞こえますので、この光は雷によるものでしょうか。

 

 

 

洞窟内で?って思いますよね。

 

 

 

 

よく見てみると、光の出どころはこの"手"のように見受けられます。

 

 

この手が雷を落としたのでしょうか。

 

 


ブレワイで雷を自在に操ることができるのは、聖なる力を持つウルボザと、それを受け継いだリンク。


雷の神獣ヴァ・ナボリス。

ナボリスの能力を取り込んだ雷のカースガノン。

 

 

そして、厄災ガノンも復活時に怨念のような独特な雷を発生させています。

 

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謎の手はこうした能力を宿している者なのでしょうか。

 

 

 

そういえば手から放たれた緑の光は、厄災の黙示録の雷のカースガノンを取り巻くエネルギーとも似ていませんか?

 


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カースガノンとこの手の関連をもう少し探ってみたいと思います。

 

 

 

 

カースガノンの源

 

カースガノンとは、ガノンの分身でしたね。


ガノン復活の際に、四方向に枝分かれしたこの怨念が四神獣へと侵入し、そして神獣の能力を取り込んだものがカースガノンとなりました。

 

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ですので、古代遺物を取り込んだカースガノンの身体の半分は古代遺物化しており、神獣の能力を操ることができます。

 

 


では残り半分の身体は何からできているのだと思いますか?

 


カースガノンがガノンの分身であることを考えればこの身体が誰のものか予想は付きますよね。

 

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人間の形をした体と赤い髪

 


つまりこの身体は、ガノンドロフ以外考えられないですよね。

 

 

そして、骨々しい手と、鋭い爪。

 

 


ガノンドロフのミイラの手にそっくりだと思いませんか?

 

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カースガノンの身体の源は、このミイラだったのではないでしょうか。

 

 

 

謎の手の正体

 

ミイラの手とカースガノンの手、そして謎の手もまた同じような見た目をしていましたね。

 

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ミイラの指には、溝の入った金色の指輪が確認できます。

これは謎の手が付けている装飾と似ていると感じました。

 

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謎の手とミイラは何かしらの繋がりがあったのではないかと推測します。

 

 

 


そしてこの手はリンクの腕に対して大き過ぎますよね。

 

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しかし、ガノンドロフにとってはそこまで大きくは感じません。

 

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つまりこの手はガノンドロフと等身大であると推測できます。

 

 

 


ちなみにガノンドロフさんは身長約230cm、モデルは仏俳優のクリストファー・ランバート、衣装の設定はビジュアル系メタルロックバンド風とされています。

(参考:ハイラルヒストリアP148,ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地)

 


要約するととにかくデカイんですね。

 

 

骨々しい手と鋭い爪。

似たような装飾。

ガノンドロフとサイズ感がピッタリなこの手。

 


まさかの、謎の手もまた『ガノンドロフ』だったりするのでしょうか。

 

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夜光石のような色から、これは霊体ガノンドロフ(魂)のような存在なのかもしれません。

 

 

 

謎の手の目的


この3つの手がガノンドロフだと仮定し、この手は一体何をしているのか妄想を交えながら考えてみました。

 

 

カースガノンはガノンの分身だと説明がありましたね。

カースガノンの身体は半分は古代遺物、半分はガノンドロフ(怨念)でできていると考えられます。

 

 

古代遺物はハイラルの至る所にあり怨念が取り込むことで簡単に手に入れられますが、分身とはいえ、ガノンドロフはどこからか仕入れる必要があります。

 

 

 


そこで、この手は

『霊体ガノンドロフ(謎の手)が肉体ガノンドロフ(ミイラ)から怨念を抽出している』のではないかと考えてみました。

 

 

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ミイラから怨念を抽出し、カースガノンやその他の怨念そのものを解放させたもしれません。

 

 

 

続編で怨念が湧き上がるシーンは、先程の四神獣に取り憑いた際の4つに枝分かれした怨念とよく似ていますよね。

 


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もしかしたら続編でも、怨念が何かに取り憑くのかもしれませんね。

 

 

 

 

謎の手はガノンドロフ説を考えてみましたが、これらの考察は数々の疑問を残します。

 

 

 

なぜリンクを助け、なぜリンクに光が宿ったのか。

ガノンドロフの霊体がこんなにも綺麗な色をしているのか。

そもそも謎の手が霊体ガノンドロフだとする生きているガノンドロフを襲うことは不可能なのでこの時点で考察として破綻しているし、ミイラから怨念を抽出しながらもミイラは復活を果たしており結果が相反している。

 

 

 

ですので、あくまで仮説のひとつとして楽しんでいただければ幸いです。

 

 

 


ということで、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

≪参考書籍はコチラ≫

ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス

ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説 大全: 任天堂公式ガイドブック