【時のオカリナ】ハイラルに『寅』はいるのか?!

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新年あけましておめでとうございます。

 

さて、今年は寅年ですね。

皆さんは、ハイラルに虎はいると思いますか?

 

 

この世界には様々な生き物がいるものの、その多くは人々の生活に寄り添った家畜や愛玩動物であることが多く、大型の野性動物というのはそうそういないような気がします。

 


今回は、そんなハイラルに虎は存在するのか、調査していきたいと思います!

 

 

 


虎のような何か

 

早速ですが、カカリコ村にやってきました。

勘の良い方はお気づきかもしれませんね。もう目星は付いています。

 


虎といえば…あの一家。

やたらとアクの強い、大工の親方一家です。

 

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今回こちらの家族をとことん調べていきますので、まずは家族構成について、手短にまとめておきます。

 

 

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まずは大工の親方。

カカリコ村開拓のためインパ様に雇われた大工であり、その腕前はハイラル一とも言われています。さぼりがちな大工の弟子たちとグレた息子に苛立ちを抑えきれず頭を悩ませているとかいないとか。

 

続いて、親方の奥様である薬屋のオババ。

大工の弟子曰く、ここが親方の家でもあるそうですがなぜか伏せている様子。オババは目が悪いかわりに鼻が利くようで、いつか森にある怪しげなモノでクスリを作ってみたいのだそうです。

 

そして、夜のカカリコ村でひとり思い悩む大工の息子。

いいやつかやなやつかにこだわりなかなか心を開こうとしませんが、実はいいやつだと認めてもらいたい寂しい青年。彼の一番の理解者はコッコのコジロー。

 

最後に、コッコの世話をしているコッコ姉さん。

トリアレルギーという運命のいたずらにも屈せず健気に世話をし続けるその姿は人々の心を動かし、救いの手が差し伸べられることもしばしば。

時に驚くべき方法で現状を打開する型破りな一面も併せ持っています。

 


と、このような家族構成となっておりますが、この家族、見ての通り、コッコねぇさん以外は虎を身につけて(持って)いるんです。

 

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大工と虎、そこにはどういった意味があるのでしょうか?

いまいちピンときませんでしたが、この一家の虎に対する謎の執着心、その鍵を握るのはなんとなくオババのような気がしてなりません。

 


というのも、オババの撫でている、これは一体なんだと思いますか?

 

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もちろん虎のように見えるのですが、問題は、これは置き物なのか、それとも生き物なのか。

 


もし、これが生き物だという証拠さえつかめれば、『ハイラルに虎は存在する』ということになります。

 


とはいっても、そもそもこんな小さい虎がいるの?って話ですよね。

このような小さい虎が存在するかはわかりませんが、それを可能にする方法ならば存在します。

 


では早速、この虎が生きているのかどうかを考えていきましょう。

 

 

オババの研究

 

子供時代、オババは研究のために店を空けていました。

そして七年後にはクスリ屋に戻っており、究極のクスリである青いクスリを作るなどその腕は確かなもののようです。

 


オババはハイリア湖畔で研究をしている湖博士の弟子ともいわれており、七年前は湖博士のもとでクスリの開発でもしていたのでしょうか。

 

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ちなみに博士のもとで研究をしていたのは、オババだけではありませんでした。

娘のコッコねぇさんも、実は湖研究所に通いながら、そこである研究を完成させたんです。

 


そのが、てのりコッコです。

 

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コッコねぇさんはニワトリをコンパクト化する研究をし、それはトリアレルギーでも問題なく扱える特別なコッコなのだそうです。

(普通のコッコが見当たらない理由については触れないでおきましょう…)

 


コッコねぇさんは苦手を克服するために、自分ではなく相手を改変してしまったんですね。

 


そのコンパクト化の研究が行われていたのは空白の七年間。

オババの研究期間と一致するわけです。

 

 


そうです。私はオババがその研究を応用して虎を小さくしたのではないかと考えています。

 


オババがコッコねぇさんの研究に便乗したのか、それともオババが研究の先駆者だったのか真相は不明ですが、てのりコッコ誕生の裏で、オババは虎のコンパクト化に成功していたのかもしれません。

 


オババが虎を愛らしく撫でているのは、温もりある生き物だからではないでしょうか。

 


証拠写真?!

 

仮に、オババの研究が本当に行われていたとするならば、この虎は元は通常サイズであったはずです。

かつてオババは本物の虎と共に暮らしていたのでしょうか。

 


そんな想像を掻き立てるものがあるんです。

 


それが、この写真です。

 

 

 

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若かりしオババのような人物と、立派な虎。

 


これはムジュラの仮面のアンジュのおばあさんの部屋に飾られている写真です。

残念ながらハイラルでもオババでもありませんのでハイラルに虎がいたという証拠写真と言えるものではありませんが、個人的にこの写真はオババと虎の深い関係性を示すものだと感じました。

 


この虎が生きているのか、それともただの置物なのか、皆さんはどう思いますか?

 


受け継がれる虎柄

 

オババの虎が本物の虎であるというのはあくまで私の想像に過ぎませんが、オババの虎に対する愛情は確かなものでしょう。

 

親方と息子が履いているトラがらパンツは、今ではすっかり大工のシンボルのようになっていますね。

オババが虎を愛するあまり、親方や息子の作業着もお気に入りの虎柄で繕ったのでしょうか。

 

『大工と虎』は、その後一万年以上経ったブレスオブザワイルドの世界でもしっかりと受け継がれています。

 

 

ハテノ村で建築業を営むサクラダ工務店の棟梁兼社長兼デザイナーのサクラダも立派な虎柄を纏っていますね。

 

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サクラダは首のお守りについて、これは代々サクラダ家に伝わる幸せを運ぶお守りなのだと教えてくれます。

”首のお守り”というのは、もしかして、虎の方だったりするのでしょうか。

 


大工に受け継がれる虎。

そこには、大工を影で支えたオババの虎への想いが込められているのかもしれませんね。

 

 


もし、ハイラルに虎がいるとするならば・・

 

ハイラルは十二支が揃う、実に縁起の良い世界だと思うんです。

 

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2022も、『ハイラルノコトバ』をどうぞ宜しくお願いいたします!

 

 

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