カッシーワさんが弾いている楽器ってなんだと思いますか?
公式資料によると当初からアコーディオンかバンドネオンを持たせると決めていたそうです。
しかし音楽に詳しい方は口を揃えて、これはコンサーティーナだと仰います。
そして実際に演奏されている音を聴くと間違いなくアコーディオンの音色です。
その詳細はゼルダ役の声優さんにて明らかになりました。
「カッシーワの持っている楽器はあくまで架空の楽器ということで」…。
コンサーティーナの見た目でありながら、ゲーム内で遠くからでも音色が聞こえるようアコーディオンで演奏しているそうです。
結果、架空の楽器ということになってしまったのですね!
ゼルダの音楽って本当に素晴らしくて大好きなのです!
そして更にカッシーワさんが何故ハイラル各地を旅しているのかというと…
カッシーワさんにはハイラル王家に仕えたシーカー族の宮廷詩人の師匠がいました。
師匠は「古の勇者の詩」を研究しており、死期が迫った際にはカッシーワさんにいつか目覚める勇者のためにそれを伝える役目を託しました。
そしてその約束を果たすべく、カッシーワさんはハイラル中を旅して回っているのですね。
(五人姉妹をワンオペしてる奥さんが少々気の毒に思いますが)
気になるカッシーワさんの師匠ですが、残念ながらブレワイの作中ではヒントになるようなものはほとんど見当たりませんでしたが、
なんらかの関連がありそうなキャラクターを見つけました。
神々のトライフォース2に登場するミルクバーにいる吟遊詩人です。
ゼルダの時系列でいうと、時の勇者敗北ルートの最後から4つ目の作品です。
神々のトライフォース2↓
トライフォース3銃士↓
ゼルダの伝説↓
リンクの冒険↓
という時系列になっていますが、神トラ2と3銃士は同時代の物語であり、リン冒はゼルダの伝説の三年後が舞台です。
つまり3銃士からゼルダの伝説までがどれほどの期間かにもよりますが、時系列最後に位置するブレワイの世界から「神トラ2」はさほど遠くない時代であることが分かります。
(ブレワイの1万年はさておき)
その気になる神トラ2の吟遊詩人ですが、
ハイラルに仕える宮廷詩人でもなければ、髪色からして全然シーカー族でもなさそうですが、衣服の色と模様をよく見てみて下さい。
水色のベレー帽、ズボンの裾の赤と白と緑のデザイン。
色合いがカッシーワさんと似ているではありませんか。
直接の関連はなくとも、この吟遊詩人にも相棒がいたり師弟関係の強い職業のようなので、カッシーワさんの師匠のそのまた師匠だったりどこかで繋がっているのではないでしょうか(願望)。
ちなみにカッシーワさんの名前の由来ですが、関西では鶏のことをカシワと呼びます。
おそらくそこからきているのではないかと思います。
更にいうと、吟遊詩人は英語でBardです。
つまりカッシーワさんは、バードなんです。
🍀🍀🍀最後まで読んでいただきありがとうございました🍀🍀🍀
≪参考書籍はコチラ≫
ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス
ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第2集 ゼルダの伝説 ハイラル百科