【ストーリー解説】スカイウォードソードを振り返る

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スカイロフト


空に浮かぶ島スカイロフト

そこは常春の楽園と言われ、人々が平穏に暮らしていました。 

 

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空はある理由で分厚い雲海によって隔離されており、空の下には何もない虚無の世界だと信じていました。


スカイロフトでは幼き頃に、女神像の前でそれぞれの対となる守護鳥ロフトバードを授かります。

人々はそのロフトバードと共に生活していました。


スカイロフトの歴史はこの時点で数千年以上とされています。

25年前にゲポラによって騎士学校が設立され、スカイロフトでも本格的に騎士団を確立していくようになります。

騎士学校の課題試験に合格すると高等部へと進学できるため、みな一人前の騎士を目指し日々鍛錬に励んでいました。

 
そう、今日はその試験『鳥乗りの儀』の日です。

 
主人公リンクは不思議な夢を見ていました。

突然現れたロフトバードに強引に起こされ、手紙を受け取ります。


リンクが向かった先は、『女神の島』と呼ばれる巨大な女神像が佇む広場。

 


そこには一人の少女がいました。

リンクの幼なじみゼルダです。

 

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ゼルダは今日の鳥乗りの儀の後に開かれる女神の儀式で女神役を務めることになっています。

その儀式に参加できるのは鳥乗りの儀の優勝者だけ。どうしてもリンクに優勝してほしいという一心で、今からでも練習するようリンクを空へと放ちます。


ところがリンクはロフトバードの気配が感じられず、慌ててゼルダがリンクを救出します。

 

 

広場には、ガキ大将のバドたちが何やら怪しい会話をしていました。

 

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バド達がリンクのロフトバードを隠したのだと知り、リンクは救出に向かいます。


リンクのロフトバード

それは絶滅したと言われていた紅族で、とても珍しいものでした。

二人は出会った時から不思議な縁で結ばれていたのです。

 

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鳥乗り儀で優勝を果たしたリンクはゼルダと共に女神の儀式を行います。

騎士学校創立25周年の今年は特別に女神像の上で行われました。

この女神の儀式というのは、鳥乗りの儀の優勝者に女神から栄誉の品であるパラセールを授けられ、その勇気を示す。

という古来より伝わる儀式です。


ゼルダの奏でる楽器は女神のハープと呼ばれ、それは女神ハイリアが持っていたものと同じとされています。

 

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儀式を終えた二人はゼルダの提案で少し空の散歩をしてから帰ることになりました。

リンクの優勝を心から喜んでいたゼルダでしたが、その表現はどこか思い悩んでいる様子。

近頃、空の下から何者かの声が聴こえるのだそう。

そしてゼルダがリンクに何かを告げようとしたその時、突如大きな竜巻に飲み込まれ、二人は引き離されます。

リンクは空へ投げ出され、ゼルダは空の下へと落ちていきました。

 

リンクはやはり不思議な夢を見ていました。

 

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夢の女性は、リンクを女神の島の女神像内部へと誘います。

そこでリンクに目の前の剣を手にするよう言い渡します。

混乱するリンクに対し、女性は「ゼルダが生きている」と告げ、その言葉を聞いたリンクは決意を固めます。

 
それは『女神の剣』

太古の昔、女神ハイリアが勇者を導くために残したという伝説の剣。

天に掲げるとスカイウォードと呼ばれる力を宿し、この力が様々な場面で鍵になっていたりと今後の冒険で欠かせない力となります。

 

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謎の女性は、リンクをマスターと承認。

名は「ファイ」

女神ハイリアからの使命を受け、勇者を導くために造られた女神の剣の精霊でした。


そこに偶然立ち会ったゲポラは、自分は代々この剣を守る家系の者だったと説明します。

何千年もの間、女神の剣はゲポラの家系によって守り抜かれ、女神の伝承と共に語り継がれてきたのだと。


リンクはファイから緑宝珠の石版を受け取り台座にはめ込むと、空に光の柱が現れました。

空が雲海によって隔離されていたのは、女神によって結界が張られていたからだとファイは説明します。

その結界の一部が解かれ、空の下へと降り立つ道が開かれました。 


ゲポラから今後の旅路のため、騎士団の制服を受け取ります。

それは不思議なほどよく似合うと…

冒険の準備を整え、リンクはゼルダを助けるため空の下へと向かうのでした。

 

大地へ 

空の下は「大地」と呼ばれ、そこには未だかつて誰も目にしたことがなかった広大な世界が広がり、様々な生き物や亜人達が暮らしていました。


リンクが降り立った場所は、緑広がるフィローネ地方。

封印の地と呼ばれる場所で、リンクは夢に見た邪悪な気配を感じ、スカイウォードでそれを鎮めます

 
森には古びた神殿があり、そこは封印の神殿と呼ばれる場所。

中には一人の老婆が鎮座しており、リンクが来るのを待っていた導きの使者だと告げます。

そしてリンクがこの地へやってくるのは遥か昔より決まっていたのだと、それは運命なのだと意味深な言葉を残します。

 

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老婆の助言を頼りに森の奥へと進み、草食亜人キュイ族の力を借りながら天望の神殿に辿り着きます。

 
最深部には、自ら魔族長と名乗る「ギラヒム」という男が待ち構えていました。

 

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ここで、あの竜巻はギラヒムの仕業だと判明します。

ギラヒムはある目的のため、聖なる巫女であるゼルダを狙っているのだといいます。

しかしもう少しのところで神殿の老婆にかすめ取られてしまい、そのせいで激烈に気分が悪いのだと。

 
ギラヒムとの戦いの末、リンクは神殿の奥

の天望の泉に向かいます。

 

そこにゼルダの姿はありませんでした。

 
天望の泉で紋章にスカイウォードをかざし、ファイの中の女神の言葉を授かります。

そこで紅宝珠の石版を手にし、次なる地へと向かいます。


リンクが次に向かった場所は、オルディン地方にあるオルディン火山。

そこで土竜亜人モグマ族の力を借り、山の中腹に位置する大地の神殿に辿り着きます。


最深部にはまたしてもギラヒムの姿。

ここでギラヒムがゼルダを狙う理由は、我が主を復活させるためだと明かされます。

主とは誰なのか、何故ゼルダなのかリンクは何も分からないまま魔物を退け、神殿の奥の大地の泉へと急ぎます。

 
そこに居たのは、インパという女性と白い衣に身を包んだゼルダの姿。

 

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二人が再会を喜び合うことはなく、そのままゼルダは光の中へと消えてしまいます。


インパはリンクに言い放ちます。

「お前は間に合わなかった」

 
リンクは自分に与えられた試練、そして運命を受け止めます。

大地の泉で女神の言葉と黄宝珠の石版を授かり、次なる地へと向かいます。

 
次に降り立ったのは、ラネール地方のラネール鉱山。

そこはかつて時空石と呼ばれる不思議な力を持つ鉱石を動力源に高度な文明が栄えていました。

しかしここ数百年で一気に砂漠化が進んでしまったという乾燥地帯。

 
リンクはそこで機械亜人RSシリーズの力と時空石による時空転移の力を駆使し、砂漠の奥にある時の神殿へと向かいます。

 
時の神殿、そこは女神ハイリアが造ったとされる時の扉を安置している場所。

そこにゼルダらしき人物が入っていったという情報を聞くも、その入り口は何者かによって破壊されていました。

時の神殿はラネール錬石場と地下で繋がっていると知りリンクはラネール錬石場へと向かいます。


魔物を退け、時の神殿へと急ぐリンク


そこにはゼルダの姿がありました。

ゼルダはリンクに気付くも、そこにギラヒムが襲いかかります。

ゼルダはリンクに女神のハープを託し、インパと共に時の扉を潜ってどこかへ向かいます。


「必ずまた逢える」

 
そう言い残し、追手が来ないよう時の扉はインパによって破壊されてしまいました。

 

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またもやゼルダと別れてしまったリンク

しかし、今回はばかりは間に合ったようです。

 

 

封印されしもの


インパから老婆に会うようにと言われたリンクは封印の神殿へ向かう為、大地へと降り立ちます。
その時、空から突如現れたのは、バド。


ゼルダに想いを寄せるバドはゼルダを助けるため、リンクの後を追ってきたのだと言います。

初めて大地を目にしたバドは激しく混乱しますが、次第に大地の存在や自分ではなくリンクに託された運命を受け入れて、ゼルダのために自分ができることは何かと、この地で自分の使命を全うします。


老婆は言います。

時の扉が壊された今、ゼルダに会う方法はただひとつ

女神のハープを使うしかないと。

ゼルダから受け取ったハープを奏でると、リンクの目の前に時の扉が出現しました。

 
この扉がこの世界に残された最後の一枚であり、ゼルダの向かいし世界へと結ばれる唯一の扉。

 
その時、大きな地鳴りとともに巨大な魔物が神殿を襲います。

それは「封印されしもの」と呼ばれる恐ろしい存在。

どうやら時の扉の出現に反応して復活したとのことでした。

リンクはその魔物を鎮めますが、封印は長くは持たいのだとインパは言います。

 

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時の扉は今の状態ではただの石の塊に過ぎず、扉を目覚めさせるには剣の力、スカイウォードが必要でした。

しかし、扉を目覚めさせるにはまだ力が足りず、剣とそしてリンクも共に成長しなければならないと告げます。


森のフィローネ

火山のオルディン

砂漠のラネール

それぞれの大地に眠る三つの炎でその剣を清めたとき、さらなる力が宿るであろうと。


三つの炎の手がかりは女神の詩の歌詞に隠されています。

女神の詩はゼルダが歌っていたものだと思い出したリンクはその歌詞を聞きにゲポラの元へ向かいます。

 

3つの炎を求めて

その歌詞の謎を解くと、空の積乱雲の内部にある詩島への道が開かれました。


詩島で女神ハイリアの言葉を授かります。

聖なる炎は三つ

それらを見つける為には女神の三種の神器が必要であり、

それを手に入れるにはリンク自身が試練を乗り越えなければなりません。

最初の試練の入り口を開く為の詩、フロルの勇気を授かりリンクはフィローネで試練、「サイレンに」挑みます。

 
サイレン、それは精神世界で己の心の強さが試される場所。


リンクは試練を乗り越え、水龍のウロコを手に入れます。

フロルの炎は水龍フィローネが護っていると聞き、フィローネの元へと向かいます。

 
ギラヒムによって深傷を負っていたフィローネを、聖なる水で癒します。

復活したフィローネによって聖なる炎のある古の大石窟への道が開かれました。

 
そこでリンクはフロルの炎を手に入れます。

炎を受けた女神の剣は、女神の長剣へと成長しました。


次に向かったのはラネール地方

試練の入り口を開く詩ネールの叡智を覚え、ラネール砂漠でサイレンに挑みます。

そこで手にした神器はクローショット。

それを使い砂漠の奥、かつては広大な海が広がっていたという場所でクックボと名乗る機械亜人に出逢います。

クックボはネールの炎を護る船の船長だといいますが、その船は今は海賊に乗っ取られていました。

リンクはその船を探し出し、ネールの炎を手に入れます。

炎を受けた剣は女神の白刃剣(ホワイトソード)へと成長しました。

 
最後の炎はオルディン地方

試練の入り口を開く詩ディンの力を授かりオルディン火山でサイレンに挑みます。

試練を乗り越えたリンクは耐熱イヤリングを手に入れ、山頂の古の大祭殿へと向かいます。


最深部にはギラヒムが居ました。

そこである壁画を目にします。

その壁画に描かれていたのは、2枚の時の扉。

砂漠の時の扉がインパに壊されてしまったことでゼルダを追えなくなっていたギラヒムでしたが、その時の扉がもう一つあること知り、主の復活のためにその場所を探していました。

 
リンクはギラヒムを退けそこでディンの炎を手に入れます。

炎を受け、遂に女神の剣は真の姿、マスターソードへと進化。

 

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マスターソードに進化したことで、スカイウォードに「フォース」と呼ばれる聖なる力が加わり、より強力な光となります。

この力を得たことで封印の神殿にある時の扉を開くことが可能となりました。

 

明かされた真実


再び封印の地に降り立つと、剣の聖なる力に反応してまたしても封印されしものが目覚めます。
そこでバドお手製のスーパーデラックス兵器パワフルピッチャーマシーンをお見舞いし、無事封印されしものを鎮めることに成功します。

バドは自分の務めを果たしました。

 
老婆の話によると、封印されしものの正体は全ての元凶であり、その元を絶たねばならないと。

その為には時の扉を潜らなければならないといいます。

スカイウォードでフォースの力を浴びた時の扉は遂に目覚めの時を迎えます。

時の扉、それは過去へとつながる道。

リンクは意を決してゼルダの元へと向かいます。

 

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扉の向こうは、ハイリアの神殿と呼ばれる場所

封印の神殿のはるか昔の姿。

ここはリンク達の生きる時代から遠く離れた時代でした。


奥の間にはゼルダの姿がありました。
ゼルダはリンクに全てを話します。


太古の昔、地の深くから魔物が湧き出て悪の根源である「終焉の者」は万能の力トライフォースを手に入れるが為、女神ハイリアと争っていました。

最悪の事態を恐れた女神は、大地を切り抜き、人間と共にトライフォースを空へと打ち上げ、そして魔の手が及ばぬよう雲海で結界をはりました。
女神ハイリアは亜人達と命を賭して戦い、終焉の者の封印に成功しますが、その封印は長くは持たないことは明らかでした。
戦いで深く傷付いていた女神、終焉の者が封印を破り復活すればもうなす術はありません。

つまりその時は世界の終わりを意味します。

 
女神ハイリアは終焉の者を完全に消し去る為、二つの策を講じます。

ひとつは選ばれしものを導く為に、ファイを創造すること、

そしてもうひとつは、女神ハイリアが神の身を捨て人間に転生することでした。


ファイを創造したのは、勇者が数多の試練を乗り越え、最終的に勇者が終焉の者を撃退するまでの道のりをサポートするためです。


そして人間に転生した理由は、

女神ハイリアは万物の力トライフォースを使って、終焉の者を完全に消滅させようと考えたのです。

しかしトライフォースは神には扱えないという特性がありました。

女神ハイリアも神の一族でありこのままではトライフォースを使えません。

その為に、女神ハイリアは神の身を捨て、人間になろうと決意したのです。

 
それから数千年後、この話が遠い伝説となった時、運命の日が訪れました。

スカイロフトにゼルダとリンクが生を享けました。

 
そうです、女神の剣に選ばれしものはリンク。

そして女神ハイリアの生まれ変わりが、ゼルダだったのです。

 
大地に落ちたゼルダが各地の泉をまわっていたのは、女神ハイリアの頃の記憶を取り戻すために各地の泉で女神像に祈りを捧げていたのです。

 
そして時の扉で過去にやってきたのは、終焉の者の復活を阻止するためだと言います。

ここでゼルダが身を捧げることで、封印が安定するのです。

ゼルダは終焉の者が復活しないよう、自分たちのいた時代まで、数千年もの間眠りにつくのだと。

それこそが自分の使命なのだと言います。

  

ゼルダの祈りによってマスターソードは究極の姿、真のマスターソードへと進化します。

 

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そしてゼルダはこの地で悠久の眠りにつきます。
終焉の者を倒せば全てが終わる。

これまでの旅路で知恵、力、勇気を得たリンクは、万能の力トライフォースを手にする力が宿っていました。

リンクはトライフォースを探しに新たな旅路へと向かいます。

 

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トライフォースを手に


万能の力トライフォースはどこにあるのか。

その手がかりはナリシャ様という空の精霊が知っていると聞きますが、当のナリシャ様は魔物に取り憑かれまるで話ができるような状態ではありません。

ナリシャ様に寄生した魔物を撃退し、トライフォースについて尋ねてみるも、その在処はスカイロフトのどこかにあることだけしか分かりませんでした

しかしその手がかりとして女神ハイリアから勇者の詩を授かっていました。


勇者の詩は、四つに分けられ

ナリシャ、フィローネ、オルディン、ラネールがそれぞれ授かっていると知り、リンクは精霊たちにその詩を授かる為、各地に向かいます。

 
フィローネに降り立つと、またしても封印されしものが復活するところでした。

復活の感覚が短くなり残された時間がほとんどないことを知ります。

封印されしものを鎮め、精霊フィローネに会いに行こうとしますがフィローネの森は以前の姿とは打って変わって森全体が水没していました。


フィローネによると、忌々しい魔物達を一掃するために森を水没させたのだと言い、勇者の詩の一節が欲しければそのオトダマを集めよと、オトダマを水の中へ放り投げます。
オトダマを全て集め、勇者の詩の一節を得たリンクは次の地の元へと向かいます。

 
オルディンの地もまた異変が起こり、リンクは火山の噴火に巻き込まれてしまいました。

気がつくと魔物達に武器を全て奪われ、リンクは武器の回収をしながら精霊オルディンに会いに行くことになります。

そこで勇者の詩の一節を授かります。

 
次にラネールの地へ向かうリンク。

ここでもやはり険しい道のりが待ち受けます。

精霊ラネールは病に苦しんでいました。

今はとても歌える状態ではない為、どんな病にも効くという生命の木の苗を育ててその実をラネールに渡します。

無事病が完治したラネールに勇者の詩の一節を授かります。

 
最後にナリシャ様の元に向かい遂にリンクは勇者の詩を完成させました。

 

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各地をまわって完成した勇者の詩、それは最後の試練の入り口を開く詩でした。

 
リンクはスカイロフトで最後のサイレンに挑みます。

そして試練を乗り越え、試練の刻印を手に入れます。

その刻印を石像にはめ込むと、トライフォースへの道が開かれました。

 
女神の島に眠っていた『空の塔』が出現し、

トライフォースを得る為、リンクは意を決して空の塔へと向かいます。

 

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そこで知恵・力・勇気、三つのトライフォースを宿し、真の勇者となったリンクは、トライフォースに「終焉の者の消滅」を強く願います。

 
その願いは聞き届けられました。

 

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女神の島が大地へと帰還し、終焉の者を消滅。

女神の島は、元は封印の神殿の一部でした。

女神の島がまだ大地にあった頃は、この地はハイリアの地、そしてこの神殿はハイリアの神殿と呼ばれていました。

女神がここを切り取って空へ打ち上げ、その跡地に終焉の者を封印した為、後にこの地は封印の地、そしてこの神殿は封印の神殿と呼ばれることとなったのです。

 

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 終焉の者が消滅したことで、長き眠りから目覚めたゼルダ。

リンクは約束を果たしました。

 

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これで全てが終わった

喜びを噛み締めていた一同でしたが、


ギラヒムがそう簡単に諦めるはずもなく、ギラヒムは魔王様復活の可能性が消えたこの時代に用はないと、ゼルダを抱えて過去の時代へと行ってしまいます。

女神の魂を使い、まだ終焉の者が生きている過去の時代で復活の儀式を成し遂げる為に。

 
急いで後を追うリンク

復活の儀式はすでに始まっていました。
リンクはギラヒムの元へと辿り着き、そして三度目の対決。

 
ギラヒムの真の姿

それは剣の化身でした。

 

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終焉の者をマイマスターと呼ぶギラヒムはファイの対にあたる存在だったのでしょう。

マスターである終焉の者の復活を目論み奔走していたのです。

ギラヒム撃破するも、遂に儀式は完成してしまいます。

 
終焉の者が、完全に復活を果たしました。

終焉の者はギラヒムを、その剣を手にし、魔族の世に抗う意があるのなら後を追ってこいと言い残しその場を去ります。

 

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異空間で終焉の者との一騎打ち。

選ばれし勇者リンクにとっての最終目的であり、女神ハイリアに与えられし使命。

そして、大切な人を、助けるために。

 

希望

激闘の末、リンクは見事勝利します。

終焉の者という脅威は去りましたが、その憎悪と怨念は呪縛となり、彼らの運命は悠久の果てまで輪廻を描くこととなります。

 

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残留思念はマスターソードに吸収され、終焉の者は消滅。

魔族の恐怖が地上から消え去りました。

 

リンクが戻るとゼルダ達が待っていました。

長い冒険の中で出会った者たちとの別れの時が近づいていました。

 
ファイは任務が完遂した今、承認を解除するようにいいます。

はじめは女神のしもべとして遂行すべき務めに過ぎなかったこの冒険は、今はファイの中で最も重要な情報として記録されていました。

ファイは人の心は解せないけれど、今は説明の出来ない思いを覚えていること。

それは、『喜び』
最後にファイはこの旅で記憶したという言葉を伝えます。

 

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インパとの別れの時も迫っていました。

ゼルダを常に守り、導いてきたインパは元よりこの時代の者なのだといいます。

剣を見守る為に、これからもここに残り続け、それが女神様に選ばれた誇りでありシーカー族の果たすべき役目なのだと

腕輪を手渡すゼルダに対し、インパは「必ずまた逢える」と約束。

ゼルダ達は元の時代へと帰っていく。

 
インパは務めを果たしたかのように、光と共に消え去りました。

大地の光に満ちたマスターソードを残して。

 

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ゼルダはトライフォースを守りながら、地上で生きていくことを決意。


空へ帰っていった二羽のロフトバード。

 

その姿は、希望に満ちていました。

 

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≪参考書籍はコチラ≫

ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説 大全: 任天堂公式ガイドブック