【BotW】太古の儀式 祝福の言葉

 
ウツシエの記憶で、
ゼルダが太古の儀式を模してリンクに祝福の言葉を授ける場面があります。
 
その文面を書き起こしてみたので、
そこから読み取れることを詳しく解説していきたいと思います。
 
 
 
『退魔の剣に選ばれしハイラルの勇者よ
そのたゆまぬ努力と結実せし剣技を認め
女神ハイリアの名において祝福を授けん
空を舞い 時を廻り 黄昏に染まろうとも
結ばれし剣は勇者の魂と共に
遥か遠き過去に生まれし退魔の剣よ
勇者と共にハイラルの守護を担う者よ
女神ハイリアの名において祝福を授けん
海を越え 神の作りし黄金を求めんとき
そなたの姿 常に勇者と共にあり
退魔の剣とハイラルの勇者に
さらなる力 宿らんことを』
 
 
 
 
 まず1〜3行目を見ていきます。
「勇者」とは過去の勇者達、そして今作のリンクも含めての勇者のことだと考えられます。
その剣技を認め、マスターソードを引き抜く者に選ばれたことを女神ハイリアの名におき祝福を授ける、といった場面ですね。
 
4〜5行目はそれぞれ「スカイウォードソード」「時のオカリナ」「トワイライトプリンセス」でしょう。
いずれもマスターソードが登場する作品ですね。マスターソードはいつも勇者の魂と共にあったと書かれています。
 
6〜8行目は、対してマスターソードへの祝福の言葉となっています。正確に言うとマスターソードに宿る精霊「ファイ」への祝福ですね。
遥か遠き過去に生まれたマスターソード、それはスカイウォードソードで女神の剣がリンクによって鍛え上げられマスターソードへと進化し、勇者と共にハイラルを守護してきたことへの祝福でしょう。
 
9〜10行目は、おそらく「風のタクト」のことだと思います。
こうして見ると、過去から順番に伝説が語られていますね。
そして11〜12行目はファイと勇者へさらなる力が宿るよう祈り、締め括られています。
 
 
 
 
私は読んでいて率直に、かなりファイに焦点を当てた文章だなと感じました。
 
1〜5行目の勇者への祝福文でも、マスターソードを主役とした文章になっており、最後の締め括りでは勇者よりマスターソードを前者に持ってきているのも意図があるように思えてなりません。
 
今作では表向きはマスターソードですが、しっかりとファイは存在していました。
(あのスカイウォードソードの「ファイの音」が聞こえたときは鳥肌立ちました!)
 
作中で何度か登場して、リンクやゼルダと心で会話していますね。
ファイの助言がなければリンクは復活しなかった、といっても過言ではないでしょう。
この世界においてファイはかなり主要人物だったのでは?と個人的に考えています。
 
 
そして祝福文の一番最後には「さらなる力宿らんことを」とあります。
 
続編はなんらかの力がリンクとマスターソードに宿るのでは?
あのリンクの右手に宿った緑色の光の正体かな?なんて期待してますが…
 
ちなみに続編は、当初はDLCで発売される予定だったものが内容があまりにも多くて続編として発売することになったという経緯があります。
なのでこの太古の儀を含め、続編への伏線を元に作られてるわけではないので続編に繋がる可能性は低いと思います。
 
 もしかしたら、この言葉は『スカイウォードソードのリメイク』を示唆しているのかもしれませんね!
 
 
スカウォではファイのラストに泣いてしまったのでファイとまたいつか会いたいな〜と思ってしまいます。

🍀🍀🍀最後まで読んでいただきありがとうございました🍀🍀🍀