当ブログでは、ブレワイをはじめとするゼルダシリーズの様々な考察をしております。以下、ネタバレを含みますのでその旨充分にご留意下さいませ。
ハイラル城の西側、北ハイラル平原に『王立古代研究所跡』はあります。
先日公開された厄災の黙示録 ロベリーとプルアのムービーでは、おそらく王立古代研究所でロベリーとプルアがガーディアンなど古代遺物の研究を行っていたのではないかと考えています。
現在では外壁が少し残るくらいで、文献などは一切残っておらずまるでその存在がなかったかのように思えます。
マスターワークスによりますと、
「その壊され方は執拗で、作為的なものを感じるほどだ」と書かれています。
"作為的"という言葉に少々引っかかるのは私だけでしょうか。
何者かが故意に破壊した可能性があるわけですよね。
厄災の打撃の大部分はガーディアンであると思っています。
ガーディアンの放つ古代エネルギーは魔物たちの比ではありませんね。
石造りの建物を跡形もなく破壊したのはガーディアンだというのが一般的な解釈かと思います。
となると、ガーディアンが故意に破壊したのでしょうか。
一万年にも及ぶガノンの古代遺物に対する怨みと憎しみが王立古代研究所を粉微塵と化してしまったのでしょうか…
私はなんだかそこにはもう少し事情が絡んでいてほしい、もとい、絡んでいるような気がしてならないので個人的解釈をさせていただきますと、
王立古代研究所を破壊したのは、「人間」によるものではないかと考えています。
厄災の黙示録の100年前のムービーを見て感じたことですが、ロベリーとプルアは想像以上にヤバい気がしています。(いろんな意味で…)
明らかにこの世界で彼らはオーバーテクノロジーであり、少々いき過ぎた研究を行っているのではないでしょうか。
現実世界では、歴史的にみると"いき過ぎた科学者"たちは多くの国で弾圧されてきました。
オーバーテクノロジーは時代錯誤により誰にも受け入れられなかったのです。
宗教的な観点からいえば、例えそれが事実であろうが"それ以上知らなくてよい"こともあるのです。
ロベリーとプルアの研究もおそらくハイラル王国からは歓迎されていないことでしょう。
プルアの日記にこう書いてあります。
これは1万年前に起きた、ハイラル王家によるシーカー族追放のことですね。
ハイラル王国はシーカー技術に恐れを抱き、シーカー族と技術を一度葬りました。
しかし再度、厄災復活を阻止する為に古代技術が必要となったわけですが、王国としては古代技術を認めたわけではないでしょう。
その上、今度はその遺物がガノンに利用され王国崩壊の危機となってしまってはハイラル王はさぞかし悔やんだことでしょう。
古代技術を完全に葬り去る為に、ハイラル王が王立古代研究所を破壊した…?!
もうひとつ考えられるのは、ロベリーとプルアによる破壊です。
彼らは自分たちの研究に誇りを持っていますし、現在まで実に80年以上も研究に勤しんでいます。
厄災の黙示録では、ブレワイには登場しなかったミニガーディアンがいたりシーカーアイテムが使えたりと更に進んだ研究が行われていたと推測できます。
"いき過ぎた"彼らの研究が厄災への戦力になる事は間違いないと思いますが、そこにはそれなりの代償もあったのではないでしょうか。
何かを犠牲にしたのか、それとも過ちを犯してしまったのか。
ロベリーとプルアは何かを葬るために王立古代研究所ごと破壊したという可能性は考えられないでしょうか。
いずれにせよ、"作為的"という言葉には必ず製作陣の意図が絡んでいると思っています。
『王立古代研究』
厄災の裏で一体何があったのか。
それぞれの思惑が気になるところです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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