当ブログでは、ブレワイをはじめとするゼルダシリーズの様々な考察をしております。以下、ネタバレを含みますのでその旨充分にご留意下さいませ。
ハテノ村の外れには『悪魔の像』と呼ばれる像がひっそりと佇んでいます。
ハテノ村の人々はこの像を気味悪がり、鳥のフンすら拭いてくれないそうでなんだか気の毒なんですね。
この悪魔像は、リンクのハートとがんばりゲージを"金の力"で交換でき、女神ハイリアの祈りの選択を間違えた時やマスターソード入手の際に非常に役立つ像ですね。
そんな悪魔像について、そもそもこの悪魔はなんなのか、過去に何があったのかを詳しく調べていきたいと思います。
神ならぬ行為を許すまじ
ひときわ霊感が冴え渡っているリンクですが、もちろん悪魔像とも会話ができます。
その時に悪魔像が自分のことや何故こう至ったかをチラッと話しているのでその言葉を詳しく読み取っていきましょう。
「元々は命と力を司る神だ」
⇒元々の姿は命と力を自在に操れる神様であった
「石像に姿を変えられてはるかな時が過ぎ去った」
⇒かなりの大昔に石像に変えられた
「金と命を取り引きしたのが」
⇒その力を悪用して金と命を交換した
「女神ハイリアのお気に召さなかったらしい」
⇒女神ハイリアがよく思わなかったらしい。女神ハイリアに対して「お気に召さなかった」という尊敬語を使用していることから女神ハイリアを敬っている立場である
まとめますと、
命と力を自在に操れる神が、何を血迷ったか自分のその力を利用して「金が欲しいやつはその命(寿命?)をくれれば金をやるぞい」
みたいな取り引きをしたのでしょう。
それを見ていた女神ハイリアが「神の力で人間の穢れた欲望を満たそうとする不届き者を許すまじ!」
といった感じでお叱りになってその神は悪魔の像に変えられてしまったのですね。
ぜひそんなワンシーンを見てみたいものです。
金に目が眩んだ男
命と力の神が悪魔の像になったということは、その悪魔の誘いに乗ってしまったよこしまな人間もまたいるということです。
ではその悪魔の誘いに乗ったという人物は誰なのか。
はるかな時を遡ること、トワイライトプリンセスの時代に…
私の記憶の中にはいます。そういう男が。
トワプリの城下町に暮らす、『ジョバンニ』という男。
なんとも見た目が気持ち悪いのですが、この男、身体がルピーと化してしまっているのですね。
何があったかは本人の口から聞いてみましょう。
金と命を取り引きしてるんですね!!
金欲しさに悪魔に魂を売ったジョバンニ。
永遠の財宝を手に入れた代わりにその魂はゴースト(ポゥフィー)に授けられてしまったのですね。
そのゴーストを60体倒してジョバンニの魂を集めると、無事ジョバンニは呪いがとけて人間に戻れるのです。
この時に金と命を取り引きした悪魔こそ、今やハテノ村で廃れてイジけた悪魔像なのではないでしょうか…?
ちなみにこの悪魔像が抜き取ったリンクの魂は、まるで妖精のように透き通った綺麗な色をしていますね。
イーガ団のあの邪の魂と比べるとその美しさが一目瞭然ですね。
さらにジョバンニの魂はというと、
ガノンの怨念よりも汚い魂ですねww
これが穢れた心というものです。
命と金はどちらが大事ですか?
よく両者は天秤にかけられないといいますが、間違っても悪魔の囁きには耳を貸さないようにしましょうね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!