【BotW考察】コログ制覇 マッコレ島にいないワケ

 


当ブログではブレスオブザワイルドの考察をしております。以下、ネタバレを含みますのでその旨充分にご留意下さいませ。

 

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ハイラル各地に900個もあるコログのミ。

 


ついに、全て集め終わりました。

 


嬉しいような寂しいような。

 


最後はもちろん攻略を見ましたが、これを全て自力で集めるなんてまったく狂気の沙汰ですね。

 

 

集めていくなかで、ずーっと気になっていた事がありました。

 

 

 

何故、マッコレ島にはコログがいない?

 

 

その疑問について、考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

はじめに、コログとは

ハイラル大森林の中心部にあるコログの森に暮らすコログ族。


その中央には老木デクの樹サマがおり、この地に眠るマスターソードを見守り続けています。

 

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コログは、そのデクの樹サマの共同体のような存在だそうです。

 

 

デクの樹サマは、100年前にゼルダが傷ついたマスターソードを台座に納めにきた時、ゼルダの意思なるものを傍で聞いていました。

 

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「いつの日か、貴女の主がここを訪れるまで待っていて下さい…」

 

 

デクの樹サマも、リンクがまたこの地にやってきて再びマスターソードを引き抜くことを信じていたのでしょう。

 

 

そしてコログたちはデクの樹サマと一心同体。

 

 

 

コログたちもいつか勇者が再びこの地にやってくる事を知っていたのです。

 

 

そのために、マスターソードが悪しきものの手に渡らないようコログの森への入り口を迷いの森へと変え、いつかくるであろう勇者のために"勇者へのしれん"を考案し、デクの樹サマのおヘソの中に勇者のためだけのお店や寝床を作ってずーっと待っていたんですね。

 

 

 

健気な種族ですね。

 

 

 

コログ族の中には、自称森の音楽家ボックリンや長老さまのような立場のスダジイがいます。

 

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ボックリンは「早く帰らないとお爺ちゃんに怒られちゃう」と言っており、もしかしたらボックリンはスダジイの孫なのかなと思いましたが、お爺ちゃんと赤文字でフラグになっているということは、デクの樹サマのことを指しているのでしょうか…?

 

 

 

コログのミとは

コログのミとは、コログの"ミ"でございます。

 

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歌って踊ることが大好きなボックリンが2歳の頃にはすでに振り回していたという愛用マラカスの中にコログのミが入っており、いたずら好きなコログ達がなんとコログのミをハイラル全土に隠してしまったのです。

 

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そうして、大好きなマラカスが使えなくなり悲しむボックリンを救うべく、コログのミを集める冒険が始まるのでした。

 


コログオブザワイルドの始まりです。

 

 

 

小高い山の頂。

違和感たっぷりの小岩。

ランドマークのてっぺん。

 


ブレワイを一通りクリアした方であれば、なんとなくコログがいそうな場所は察しが付くのではないでしょうか。

 


その出現方法はなんと25通り。(私調べ)

以外と多かった。

 

 


マッコレ島にコログがいないワケ

そしてコログを集めるなかで、おそらく誰もがコログがいると確信したであろうマッコレ島。

 

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マッコレ島の名前の由来は、風のタクトに登場するコログ族の賢者マコレでほぼ確定でしょう。

 

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しかし、怪しい木と小岩を何度もチェックしてもコログはおらず、夜はサバイバルホラーと化すだけ。

 

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何故マッコレ島にコログがいないのか、考え続けて892個目…

 


ようやく分かった気がします。

 

 

 

 

 

コログのミって、コログの森の領域にはないんですね!

 


ハイラル全土に900個もあるというのに、コログの森にはひとつもなかったのです。

 

 

 

コログが隠れている理由は、ボックリンへのいたずら。


つまりはかくれんぼですから、わざわざホームであるコログの森には隠れない主義なのかもしれませんね。

 


デクの樹サマにいたずらがバレないように、こっそり外で遊んでいるのかもしれません。

 

 

 


マッコレ島はなんだったのか

ではこの島は一体なんのための島なのか。

その存在意義を考えてみました。

 

 

地形から見ると、マッコレ島付近の崖がえぐれているように見えます。

先程のマップを見るとより分かりやすいかもしれません。

 

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元々は繋がっていた大地がここから切り離され、長い年月をかけ島になったのでしょうか。

 


木の種類は、西の陸地にある針葉樹ではなく迷いの森と同じ樹なので、元々この島はハイラル大森林の一部だったのでしょう。

 

 


ハイラル大森林は、勇者もどきからマスターソードを守るため、その一部が迷いの森へとなりました。

 


コログたちの魔力的なものによって、迷いの森となった場所の木々は枯れ果てており、外側から侵入しようとしてもすぐ入り口に戻されてしまいます。

 


マッコレ島の木が枯れているのもまた、迷いの森と同じ魔力が及んでいるということでしょうか。

 

 

 

一歩立ち入れば中々引き返すことができないマッコレ島は、いつしかこの地で果てた魔物たちの住処となり、コログの森へ侵入しようとする者の墓場となっているのかもしれません。

 

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ちなみに、風のタクトではデクの樹サマのいる森の島の外れには「禁断の森」という魔物に侵された島があり、マコレはそこに囚われていたのですね。

 

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そうした背景から「マコレのいた危険な島」という意味もあるのかもしれません。

 

 

マッコレ島、名前に反して穏やかではないですね。

 

 

900個集めると…

最後に、900個集めるとボックリンが友好のミとしてボックリンの"ミ"をくれ、それを持っているといつでもボックリンのダンスを見られる権利を授かります。

 

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ボックリンのミ、身も蓋もない"ミ"でした。

 

 

 

コログを全て集めるにはなかなかの根気が必要なわけですが、無事コンプリートした今、リンクは一段と逞しくなったことでしょう。

 

 

コログの壮大過ぎるいたずらは、実はこれもまた勇者へのしれんだったのかもしれません。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

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