ブレスオブザワイルド続編については断片的な情報しか得られていない。その為、これまでの考察も含め全て私の妄想でしかないわけだが、そんなブログを覗いてくれる方がいるというのは実はとても嬉しいことだったりする。
さて、今回は二つの"反転要素"について考えてみる。
まずはこちらの画像をじっくりご覧いただきたい。
続編とブレワイのハイラルを比べた画像だが、これらには決定的な違いがある。
影を見てもらうと一目瞭然だが、太陽の位置が逆なのだ。
ブレワイのハイラルでは北側を通っていた太陽が、南側にある。
自然に差し込む日光に一見不自然さは感じないが、この現象が起こる条件は以下の通りだ。
ハイラルという土地が
・赤道付近の熱帯地域に存在する
・白夜期間の北(南)極圏に存在する
ハイラル王国はこのどちらかに当てはまるだろうか。
ハイラルの太陽は真東から出て北の空を通り真西に沈む。
その軌道は傾いており上記のような低緯度、高緯度のような極地にあることは考えにくい。
従って同じハイラルであるならばこのような現象が起こることはまずないと言えるだろう。
つまりこの世界はどういうことかというと、
極端な話、地球の裏側ということだ。
マントルを通り抜けて地球の反対側に落っこちたらそこに同じハイラルがあった、というイメージだろうか。
もしくは、太陽の位置が逆になったわけではなく、ハイラルの大地がくるっと反転したという見方もできる。
※あくまで素人の解釈である
けれど、そもそも『ゲーム物理』と現実論は分けて考えるべきだろう。
あり得ないことが起きた時、それは"暗示表現"だと解釈することができる素晴らしい物理だ。
ちなみにこの反転したハイラルというのは空の上から見た場合に限る。
地上のハイラル平原では、太陽はブレワイと同じ北側にあるのだ。
すなわち、地上のハイラルと空から見たハイラルは別物ということが考えられる。
空島はもうひとつの世界であったり、"地上とは異なる世界"というのを暗に示しているのかもしれない。
空島の世界が反転しているといっても、一体何が反転しているのだろう。
そこで、もうひとつの反転要素、『時間の逆行』ではないかと予想してみる。
ビタロックのような機能と、水滴のシーンはいずれも時間を巻き戻す能力である。
謎の手と空島は、おそらく密接な関係があるのではないかと予想している。
時間巻き戻し能力を持つ謎の手は空島の文明であり、もしかしたら空島という存在自体が『逆行世界』なのではないか、という説だ。
地上と空は異なるハイラルだとしても、完全に分離している訳ではないだろう。
ハイラル平原には空の遺跡と思しき残骸も落ちていることから、時間が順行する地上と、逆行する空は互いに干渉しあっているものと推測する。
残骸があるということは現代において空島の文明は既に滅びてしまっているのかもしれない。
文明諸共バルスしてしまった空島の遺跡も、逆行世界であるなら時間の経過と共に復興していくような不思議な現象が起きたり、現代で起きてしまったとんでもないハイラル城を元に戻すべく、地上と空を行き来しながら冒険する流れとなるのだろうか。
反転した世界。
その境界を握るのは、この謎の手なのかもしれない。
と、妄想はここまでにしておきたい。
最後に、
太陽の位置が反転しているということは、ブレワイで既に完成しているハイラルの物理や化学エンジン的なものをわざわざイジっているのだ。
そこには必ず理由があるはず。
そう思う一方で、ハイラルが"ファンタジー"であることも、決して忘れてはならない。
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